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 『あさが来た』でキラリとした丸メガネが特徴的な田村宜役を好演し注目を浴びた吉岡里帆。女優を目指し事務所の養成所に通いだしたのは17歳のとき。実家のある京都からずっと東京へ通っていたという。

「昔から映画や舞台とか大好きで。あと、地元で一緒に映画を撮っていた仲間がいて、そんな影響もあり養成所に通い始めました。東京に住んでまだ1年たってないんです。街は明るいし、情報が入るスピードも速いので楽しいです(笑)」

 現在は『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系・日曜夜10時30分~)で、教育実習生でゆとり世代の佐倉悦子役に挑戦中。

「佐倉は、後半期の性質が悪いほうのゆとり世代(笑)。責められたと勘違いして泣いたり、被害妄想も多いしキャパが狭いんです。私は負けず嫌いだったりと、祖父母たち団塊世代と話が合うタイプなので、共通点が見いだせず泣くシーンも泣けないんですよ。 演じても疑問が多い子なので、“何で泣くねん、おかしいやろ!”って自分にツッコみながら撮影しています(笑)」

 そんな彼女は、何を隠そう無類のネコ好きなんだとか。

「実家でネコを5匹、犬を1匹飼っています。この間、小学校での撮影終わりにネコを発見して、動画で撮影しながらずっと後をつけていたんです。そしたら子役の子に“先生、何してるの?”って見つかって、恥ずかしかったです(笑)」

 本を読むのも大好きと語る吉岡が、女優として挑戦したい作品があるのだそう。

「明治とか大正とか、あの時代の作品って感情の起伏も激しいし、深くて読みごたえのある物語が多いので、昔の日本文学を題材にした作品に挑戦してみたいです。例えば、地元が京都なので『檸檬』(梶井基次郎)。もし実写化するなら、どんな役でもいいのでぜひ参加させていただきたいです!」

撮影/佐藤靖彦