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 1週目のスタートで20%超えの視聴率をマークした朝ドラ『とと姉ちゃん』。読めばさらに楽しめる、とっておきの“ウラネタ”を紹介!

■本当はお姉ちゃんが欲しかった

 1週目の子役たちからバトンを受けた、3姉妹を演じる高畑充希、相楽樹、根岸姫奈。とと(西島秀俊)を亡くし“とと姉ちゃん”として小橋家を引っ張る常子を演じる高畑充希は、姉妹の仲をこう楽しそうに話す。

「現場では、鞠子役の樹と美子役の姫奈と大きくなってからの美子を演じる(杉咲)花と私が、4姉妹みたいな感覚なんです」

 プライベートではひとりっ子の高畑。撮影期間でお姉ちゃんという自覚が出てきたのかと思ったけど、

「妹のほうがしっかりしていて。私、本当は妹になりたかったんです。お姉ちゃんが欲しかった(笑)」

 もしかして今演じている常子って、自分が欲しかったお姉さんのイメージなのかも?

■小橋家プラス照れ=高畑家

「小橋家は本当に笑顔が絶えない家です。子どもの意見も尊重しますし、みんなが平等。みんなすごくいい人なんです」(高畑)

 そんなヒロインを演じる高畑の実家と、小橋家を比べてみると?

「高畑家は小橋家のように“いい人”の集まりではないですけど(笑)、仲がすごくいいです。風通しがよくて両親にわりと何でも話せますし、親しい人とかもすぐに会わせますし。

 小橋家は思い合っていることを行動や口に出すことができる家族。あんなにストレートに愛情表現できて、いい家族だなと思います。私たちはちょっと照れがあるので、関西人(大阪府出身)ならではの笑いに変えたりして、照れ隠しにしちゃうことも多いんですけどね」

■運動が苦手な鞠子だけど……

 次女の鞠子は、勉強はできるけど、スポーツは苦手。常子はスポーツ万能という設定なんだけど、演じている本人たち、実際は違うようで……。

「役とは真逆です(笑)。私は運動が苦手なので、撮影で身体を動かすシーンではできるフリをするのがすごく大変です」

 そう苦笑いする高畑。一方、相楽はプロフィールで、特技にゴルフ、テニス、バスケットボール、陸上競技といったスポーツ全般を挙げている。

「あと、樹は本当にしっかりしているので、頼りっぱなしです。何を聞いても答えてくれるし。次のシーン、何を撮るのかということも聞いたりしています。現場でかなり依存していますね。あまり“重い”と思われないようにしないと(笑)」