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 1週目のスタートで20%超えの視聴率をマークした朝ドラ『とと姉ちゃん』。読めばさらに楽しめる、とっておきの“ウラネタ”を紹介!

■愛すべき“変メン”たち

 朝ドラを見ていく中で、楽しみのひとつは“イケメン”なキャラクターたち。でも今回はひと癖、ふた癖ある人たちのようで……。

「カッコいい男性は出てきません。面白くて、変な男性ばかり(笑)。かか(木村多江)の実家に跡取り養子として入った清(大野拓朗)さんは、ものすごいナルシストだし、植物オタクの星野武蔵(坂口健太郎)さんとか。それぞれのキャラが強いです。向井理さんも、私たちに迷惑だけを投げつけて去っていくような、今までの向井さんのイメージを覆す役です」(高畑充希)

 そんな“変メン”たちに囲まれている姉妹が憧れるのは?

「とと(西島秀俊)です。優しくてカッコよくて。みんなの理想の男性です!」(高畑)

■ヒロインとのホット“ライン”

「高畑さんからは現場の写真がLINEでたくさん送られてきます。一番多いのは、2週目から三女の美子を演じている姫奈ちゃんの写真ですね。うれしいですよ」

 脚本を担当する西田征史のもとには、高畑からいろいろな“情報”がLINEで送られてくるとか。そういえば高畑は、寒さの厳しい浜松でのロケの“恨み節”を伝えたと言っていたけど?

「それもLINEできました。池に落ちるシーンとか、そういう撮影のたびに“どういうことですか?”と(笑)。頭に浮かんだものを書いていたら、ちょうど寒い時期に当たってしまったんですよ。何も考えずに書いていました」

■プライベートでも“男らしい”!?

 ヒロインが、とと(父親)の代わりを務めるということで、“おやじヒロイン”とも呼ばれた高畑。自分の中で男性的な部分は?

「う~ん……、基本、カラッとしています。落ち込んでも引きずりませんし、あまりクヨクヨもしないですね。これって男性的なところですか?」

 まさに常子そのものの性格。では、“男前”なところはある?

「女の子にモテます(笑)。女子校出身ということや、舞台でピーターパンを6年間やっていたということもあるかもしれませんけど。さすがにリアルに告白とかされたことはないですけど、男の子よりも女の子にモテているという実感はあります(笑)」

■流行らせたい? あのセリフ

 朝ドラで注目されるのが、ヒロインの“口癖”。『あさが来た』では“びっくりぽん”で、今回は“どうしたもんじゃろのぉ”。やっぱり『あまちゃん』の“じぇじぇじぇ”以来の流行語大賞を狙っている?

「意識はしていないですね(笑)。1話の冒頭で、雑誌の編集者になった常子がこのセリフを使っていますけど、実は幼少時代のシーンでも台本には“どおしたもんじゃろのぉ”と言うシーンがあったんです。

 でも編集の段階で、意識しているように感じてしまうのでカットしたんです。ですが少女時代からの口癖という設定なので、これからも自然な感じで口に出すというふうに書いています」(西田)