夫の高知東生が逮捕された高島礼子は『女たちの特捜最前線』に出演
 いよいよ夏ドラマもスタート、今年は女性が主人公の作品が盛りだくさん! 現場から漏れ聞こえるココだけの裏エピソードに大注目。

事件後の撮影現場で高島は……

 夫婦ということでは、直前にケチがついてしまったのが『女たちの特捜最前線』(テレビ朝日系)。主演の高島礼子の夫である高知東生が覚せい剤取締法違反で逮捕され、不倫も発覚した。

「事件前は高島さん、宮崎美子さん、高畑淳子さんのおしゃべりがうるさかったほどなのに、空気は一変。高島さんは“ご迷惑をおかけして申し訳ありません”と頭を下げて回っていました。彼女のせいじゃないとわかっているんですが、ドラマが打ち切りになることを心配して現場の雰囲気は沈んでいましたね」(制作スタッフ)

タッキー、お姫様だっこのシーンでひと言

 吉田羊との熱愛報道があったHey! Say! JUMPの中島裕翔の主演ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(フジ系)。

「このドラマの魅力は、何といっても中島クンのスーツ姿。アイドルとして踊っているときと全然イメージが違います。彼自身はもともとスーツが大好き。ベルトではなくサスペンダーにするなど、こだわりポイントがたくさんあるそうです」(制作会社関係者)

 同じジャニーズでは『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)で滝沢秀明が武井咲と共演している。

「タッキーが武井さんをお姫様だっこするシーンがありました。武井さんが恐縮して“私見かけより重いかも……すみません”と言うと、涼しい顔で“大丈夫、トレーニングしているから”。サラッと言うところがカッコよかったですね」(衣装スタッフ)

 東山紀之の『刑事7人』(テレ朝系)は2シーズン目に突入。長期シリーズにするために勢いをつけたいところだが、タイミングが悪かった。

「第1話は、切断されたバラバラの遺体が発見されるという話。直前に碑文谷の事件が起きていたのは、運が悪かったですね。ほかにも最近は猟奇的な事件が立て続けに起きていたので、あまりにも生々しくなってしまいました。東山さんも“イヤだね、シャレにならないよ”と眉をひそめていました」(テレビ局関係者)

もこみち、脚本家の注文に戸惑う

『はじめまして、愛しています。』に出演中の速水もこみち

 番組内で不穏な事態が発生しているのは『はじめまして、愛しています。』(テレ朝系)。

「脚本は『家政婦のミタ』の遊川和彦氏。遊川氏は主演の尾野真千子さんを“女優”としてかなり買っているみたいで、尾野さんに対する演技の要求のハードルが高いんです。現場に顔を出し、“脚本ではこうなっているが実際はこうやってくれ”と尾野さんに要求。

 彼女も負けずに“これでどう!”と受けて立つ構え。現場に来てあれこれと注文をつける遊川氏独特のスタイルに、何度か仕事をしている速水もこみちさんでさえどう対処していいのか戸惑っていたようですよ」(制作スタッフ)

高橋克実、現場で熱血指導

『時をかける少女』(日テレ系)は、これまで映画化とドラマ化がそれぞれ4回ずつ。原作は筒井康隆の小説で、新たなヒロインは黒島結菜。

「大林宣彦さんが監督した'83年の作品は、原田知世さんのデビュー作。どうしても彼女のイメージが強いので、黒島さんはプレッシャーを感じているでしょうね。そんななか、“お好み焼き店”の店主役の高橋克実さんが現場を盛り上げてくれてます。

本当に焼き方が上手でセットの鉄板で“アッ! 叩いちゃダメ! 空気を入れちゃダメ”と作り方を熱血指導していますよ。高橋さんのおかげで現場の空気もよくなっています」(現場スタッフ)

寺尾聰「殴る芝居は遠慮しないでやって」

『仰げば尊し』で主演の寺尾聰

 『仰げば尊し』(TBS系)も若手出演者が多い。

「学園ドラマなので、生徒役の俳優さんでいっぱい。寺尾聰さんは吹奏楽部を指導する元ミュージシャンの役で、“久しぶりだね、こんな芝居。最近アクションないから(殴る芝居は)遠慮しないで当てるつもりでやって”と不良生徒役の若手俳優をけしかけていました」(制作スタッフ)

 彼らは、寺尾がかつて石原軍団で暴れ回っていたことを知らないかも。

「寺尾さんは撮影の合間に若手と音楽の話題で盛り上がっていました。不良グループの生徒は暑い中で学ランを着て演技をしなくてはならないので、寺尾さんは“これは老いも若きもキツい”と同情してました」(制作スタッフ)

黒木瞳、色気がありすぎて現場が…

 自分のニセモノに人生を乗っ取られるというミステリアスなドラマが『そして、誰もいなくなった』(日テレ系)。先の読めない展開で、登場人物は“怪しいやつ”ばかり。

「みんな、ひとクセあるキャラクターなので、役者魂に火がついたようです。藤原竜也さん、玉山鉄二さん、黒木瞳さんが相対するシーンの撮影では、全員、楽屋にこもって役作りに専念していました」(番組スタッフ)

 藤原は黒木の芝居を見て“勉強になりますね”と絶賛。ただ、黒木をめぐってはちょっと困った事態が発生。

「藤原さんの母親役なのですが、妙に若いので“母親に見えない”んです。若手スタッフが情熱的な視線を向けるので、藤原さんから“俺のお母さん役だぞ。何考えているんだ、このスタッフは!”とイジられていました」(番組スタッフ)

 ロケ現場でも予期せぬトラブルが。

「警察署の場面は都内の私立大学の講堂を使っています。歴史ある大学の建物は重厚な造りなので、よく警察のセットとして使われますね。事情を知らない学生さんは、パトカーと警官(役)の人がいたので“何かあったんじゃ……”と心配していましたよ(笑)」(制作会社関係者)