高畑容疑者が出演予定だった『24時間テレビ』のポスター

 これほどショッキングなニュースはない。将来を嘱望されていた2世俳優が宿泊先のホテルの女性従業員に乱暴し、強姦致傷の容疑で逮捕された。大好きだった息子の信じがたい行動には、母親もただただ動揺するばかりだった。

 はたして彼が犯した罪は、法的にはどう裁かれるのだろうか? 弁護士法人・響の徳原聖雨弁護士に聞いてみた。

「強姦致傷罪の場合は5年以上の懲役から、重ければ無期懲役となる場合もあります」

 裁判員裁判で裁かれるだろうと予測する。

「量刑については個人的な考えですが、たとえ初犯だとしても実刑で懲役7年くらいがつくのではないかと思われます」(徳原弁護士)

 裕太容疑者はこれから法の裁きを受けることになるが、母親である淳子が受けるダメージも計り知れない。

 今後、高畑は“性犯罪者の親”という黒い十字架を背負い続けなければならない。精神的にはもちろんだが、経済的なダメージも大きい。

「ドラマや映画の撮り直しには撮影スタッフの人件費や機材のレンタル費用、そして代役のギャラがかかってくる。また、大がかりなロケの場合、そのセットももう1度、作り直さなくてはいけない。おそらく、数千万円の出費が余計に必要になるかと」(映画配給会社関係者)

 現在、裕太容疑者の事務所に各社が連絡しているというが、なしのつぶてだともいう。

「本人にこの費用を払う財力はないでしょうから、最終的には淳子さんに払ってもらうしかないでしょうね」(広告代理店関係者)

 都内に新居を建てる予定だとも聞くが、3年前に購入したばかりの豪邸については、

「売却するのでは? という話があります。こうなってしまった以上、いろいろなことへの補塡に使うのでは……と推測する見方がありますね」(スポーツ紙記者)