厚切りジェイソンに日本の総理大臣にふさわしい人物像について聞いた 撮影/齋藤周造

 内閣の入れ替わりも激しく、激動が続く日本の政治。海外の人はどんな人物が日本の総理大臣になってほしいと思っているのか? 芸人でありIT企業役員でもある厚切りジェイソンに聞いてみた。

「まず、責任を持って自分で決められる人! 日本は各部署に稟議書を回して、責任の所在を分散するけど……Whhhy!? なんで偉い人がひとりで責任を取れないの!

 日本はこの10年で何人の総理大臣が誕生した!? アメリカでは日本のトップがコロコロ変わることはジョークのネタになっているよ」

 失敗に寛容でない日本の社会にも問題があるという。

「日本は完璧な経歴の持ち主を歓迎するし何かあるとすぐ辞任させるけど、プライべートや会社の倒産などで、いくつも失敗を経験している人のほうがリスクに対する対応力が高いって考えるのが世界の常識だよ」

 かの大統領選候補者を引き合いに出してこう続ける。

「トランプなんてまさにそう。困難な状況に自分の引き出しで対応できるのって挑戦と失敗と成功を経験してきた人でしょう。選ぶ側も考え方を変えないと、強いリーダーは現れないよ」

【プロフィール】
◎厚切りジェイソン(あつぎりじぇいそん)
1986年、アメリカ・ミシガン州生まれ。17歳でミシガン州立大学へ飛び級で入学。イリノイ大学エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科修士課程修了。IT企業の役員。2014年にお笑い芸人としてデビュー。現在は多くのテレビ番組やラジオ、CM、舞台で活躍中。