東京オリンピックへの関わり方にも注目が集まる嵐のメンバー

 SMAPの解散で、いよいよジャニーズのトップになりつつある嵐。10月10日のNHK特番『東京2020 12時間スペシャル →2020』のフィナーレとして、『嵐スタジアム』が放送されるという。

 同番組ではリオで活躍した選手をスタジオに迎えて、嵐メンバーもそれぞれオリンピック・パラリンピックに関連した企画を担当する。

 さらに嵐の櫻井翔は、来年1月のフジ系特別ドラマに出演。パラリンピック出場を目指した、車いすバスケ日本代表選手を演じるのだ。

「『NEWS ZERO』(日テレ系)で、櫻井は5年ほど前から車いすバスケを取材しているのですが、パラはSMAPのイメージが強くなりました。

 そのため“嵐に話を回したいからSMAPをつぶした”などと、一部ファンによる過激な憶測もSNSやネット上に拡散されています」(テレビ誌編集者)

 今年1月に勃発したSMAP解散騒動。翌2月には公式スポンサー『JAL』のオリンピック・パラリンピック関連イベントに嵐が登場。そこで偶然にも、メンバーが車いすバスケを体験していたことが一層ファン心理を逆なでしたのかもしれない。

 昨年11月、いち早く『パラリンピック応援サポーター』に就任したSMAPは、イベントや競技大会にも出席、パラリンピックを盛り上げていた。ところが年内解散の決定により、応援活動も終了する運びとなってしまった。

「もともと『応援サポーター』として’20年までの就任という契約ではなく、イベントなどそのつど、可能な範囲で応援をしていただいておりました。

 ですので、空席といった考えではなく、SMAPに代わってジャニーズ事務所から別のグループが就任することはありません」

 SMAPの“穴”はないという認識だが、ジャニーズとの話し合いは継続、今後は別途イベントなどで協力を仰ぐ場合もあるようだ。

「注目度で劣るパラリンピックはアピール手段として、タイアップも受け入れやすかったのでしょう。そこに目をつけたのがSMAPの元マネージャーIさんでした。現在のアイドルの礎を築いたSMAPですが、皮肉にもまた後輩に道を残す結果となりました」(芸能プロ関係者)