ドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』に出演する岩田剛典 撮影/廣瀬靖士

 前回、映画『HiGH&LOW THE MOVIE』で取材したコブラ役の金髪から一転、黒髪になった岩田剛典。

「初の本格サスペンス。めちゃくちゃ難しいです。周りのみなさんが実力のある方ばかりで、そういう意味では、ものすごく恵まれている環境でやらせていただいています」

 出演中のドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』(TBS系、毎週金曜日夜10時〜)は、“子育てに最適”なはずのタワーマンションに住むセレブ妻たちの心の闇を描くとともに、連続幼児誘拐事件の犯人に迫っていく本格サスペンス作。岩田はマンションに住む子どもたちが通う体操教室のコーチで、菅野美穂が演じるヒロイン・亜紀に好意を寄せる生方航平を演じている。

「共演している子どもたちがすごく可愛くて、癒されています。“ガンちゃん、ガンちゃん”って寄ってきてくれるんですよ。なんでか、子どもたちから大人気です(笑)。

 同じ年齢の子と比べたら、仕事をしているぶん大人な子が多いとは思うんですが、みんな感情表現が豊か。元気なときは、ちょっかいを出してくるけど、疲れたら無口になっちゃう。あと、ずっと鏡を見ている子もいたりして、面白いですね。こんなに可愛いと思っていたら、自分の子どもができたら、どうなるんだろうと思います(笑)」

「年齢含めて、今回のツアーは本当に意味が大きい」

岩田剛典 撮影/廣瀬靖士

 いつかは欲しいと思っていると語る“家族”。ただ、それはまだまだ先の話。

「いまは、いちばんが仕事で、もっともっと上に行きたい」と続ける彼は、ドラマ撮影と並行しながらパフォーマーである三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのドームツアーのステージにも立っている。

「メンバーそれぞれに個人活動があって、こんなに時間がない中でツアーのステージ内容を作り上げていったのは初めてのことでした。決められた時間の中で、いちばんいいクオリティーのものを作るという、いい勉強になりましたし、また成長をさせていただけたと思います。

 三代目は、今年で7年目の活動に突入しました。注目していただいているいまの勢いを止めずに、新しい歴史をどんどん作っていきたいです。ただ、若手のグループが次々に出てきているし、メンバーが意外といい年齢だということも含めて、今回のツアーは本当に意味が大きい。このツアー次第で、グループの世間からの見られ方も、自分たちの周りのいろいろな状況も変わってくると思います。

 とにかく、最終日まで集中して頑張っていきます」

プライベートQ&A

岩田剛典 撮影/廣瀬靖士

――携帯の待ち受け画面は?

「いまは、11月11日からスタートしたドームツアー『三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2016 METROPLIZ』のロゴです。ほかのメンバーはどうだろう……?」

――“イヌ顔”と言われることの多いガンちゃん。実際は、イヌ派? ネコ派?

「ずっとイヌだったんですが、ネコもかわいいなぁと思うようになってきました。どっちのよさもありますよね。

 イヌ、ネコの二択なら、自分の性格はネコじゃないかな。従順ではあるけれど、すごく俯瞰で見ちゃうから。あと、意外と気分屋なんです(笑)」

■ガンちゃんのいまの思いを赤裸々に語った90分の特写&インタビューを収録!!
『新春すてきな奥さん2017年版』
ほかにもディーン・フジオカ、玉木宏、氷川きよし、小泉孝太郎と、いい男たちの独占・新春インタビューも。表紙は、後藤真希さん。11月18日発売。主婦と生活社刊、1481円+税