11月8日、43日ぶりに学習院女子中等科に登校された愛子さま、休みがちではあるが時間を区切ってのご登校が続いているという。

JET(語学指導等を行う外国青年招致事業)の大会では、流暢な英語で外国青年たちをねぎらい、親善に努められた(11月7日)

「愛子さまは、もがいている時期だと思いますが、久しぶりの登校を機に、内親王として成長し、将来は秋篠宮家の眞子さまや佳子さまのようなご活躍を期待したいですね。

 今回、愛子さまが不安定な時期に、雅子さまが地方公務などにお出かけになったのはある意味、“安心材料”だったと思います」

 と皇室を長年取材するジャーナリストで、文化学園大学客員教授の渡邉みどりさん。

 愛子さまの“復帰”に安心されたように、その前後から皇太子妃雅子さまのご動向も活発化した。

「愛子さまの登校前日の7日に、雅子さまは皇太子さまと『JETプログラム30周年記念式典』に臨席されました。

 雅子さまは、約30人の外国人青年たちひとりひとりの勤務地や母国について、にこやかに質問を重ねられ、予定時間を大幅に超えた1時間の懇談になりました。

 そこで皇太子さまが、雅子さまが懇談を終えるまで、時間を延長するよう指示を出される場面もありました」(東宮職関係者)

 10月21日からの、岩手訪問をキャンセルされた理由に、愛子さまの看病のお疲れもあった雅子さま。

 今回は、愛子さまのご回復の見込みがあったからこそ、長時間の公務が可能だったのだろう。この関係者が続ける。

「愛子さまが登校された翌9日から、雅子さまは皇太子さまに従い、『全国農業担い手サミット』の開会式などに出席するため1泊2日で岐阜県を訪問されました。

 直前まで出欠がはっきりせず、現地では一部のお出ましは欠席されましたが、今回の農業サミットは雅子さまにとって初めてだったので、意義あるものだったと思います」

 交流会では、ブルーベリーを栽培する夫婦に「栽培で大変なことはありますか?」と質問されるなど、和やかな雰囲気だったという雅子さま。

 お住まいでは、愛子さまの学校での様子を優しくうかがい、少しでも滞在時間が延びるように励まされるのだろう。