新垣結衣と長澤まさみの美的対決、高須院長はどちらに軍配を上げる?

 TBS系列で放送中の主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が絶好調の“ガッキー”こと新垣結衣

 10代から活躍している女優がアラサー世代に差しかかると「劣化した」というコメントが上がるのが最近のネット評価の常。ところがガッキーは、28歳になった今も10代の頃の可憐さ、輝きは衰えることなく、あの“ポッキーダンス”を彷彿とさせる『逃げ恥』の“恋ダンス”も大好評!

 ネットユーザーからは「10年前よりかわいい説」も浮上するなど、再評価が高まっている。

 一方、ガッキーとデビューもほぼ同時期である同世代の長澤まさみは、10代の頃のはじけるようなかわいさから脱皮。29歳になった現在は、イベント出演時に「背中ぱっくりドレス」を着用するなど大人の雰囲気に。

 女優としても色気のある大胆な役柄を演じることが多くなってきている。NHK大河ドラマ『真田丸』のきり役では、おおらかな母性も醸し出すなど、徐々に円熟味も身につけてきている様子だ。

 アラサー女優の代表格である新垣結衣と長澤まさみについて、美容外科「高須クリニック」の高須院長に話を聞いた。

――『逃げ恥』の新妻役も大当たりの新垣結衣さんは、28歳になった今も10代の頃とあまりイメージが変わらない気がします。高須院長は新垣さんの顔をどう分析されますか?(と、2人の10代の頃と現在の写真を見せる)

高須「顔のパーツも大ぶりじゃないし、体形にあまり変化も見られないのでそのままと言ってもいいのですが、今のほうがエラが張ってるね。もしかして意外に気が強くて、奥歯を噛みしめるクセがあるのかな? “チクショー!”みたいな力み方をするとかね。苦労や負けん気の強いアスリートに多く見られるエラの発達かも。でも表情もプロっぽくなって笑顔が素敵なので、ボクは昔より今の表情のほうが好きです」

――新垣さんは昔から男女問わず好かれる女優で、見た目を批判する声はネットでもほとんど見かけない珍しいタイプなんですよ。

高須「ルックスがクセのないさっぱりタイプで万人受けするね。あとは表情に色気を狙ったところがないから女性の嫉妬心を煽らないんでしょう。“好感度の高い顔立ち”というよりも“嫌われない表情”がポイントだね

2人とも年を重ねたほうが、笑顔が思い切ってる

――一方、同世代の長澤まさみさんはかなりセクシーな印象になりましたが……。

高須「長澤さんは色っぽくなったというより、メイクや衣装の効果じゃないですか? ただ、口唇は肉感的だね」

――では、長澤さんの魅力は、顔立ちのどんなところから生まれるのでしょうか?

高須ストレスがなさそうな大きな笑顔かな。新垣さんにも思ったけど2人とも年を重ねたほうが、笑顔が思い切ってる。10代の頃の写真は口元が恥ずかしそうで、笑顔が小さめ。もしかしたら歯列矯正でもしたのかな。それで自信がついたということもあるね」

――アラサーになった今とデビュー時の少女っぽさ、高須院長はどちらが美しいと思いますか?

高須「どちらとも今だね。というより2人ともメイクが変わっただけで同じだよ。劣化しにくい顔なのかな。一般的に25歳から劣化する人はするけど、2人とも実年齢より若く見えるし、口角がきれいに上がるようになった今のほうが素敵でしょう」

――よい年の重ね方でジャッジするなら、ズバリ新垣さん、長澤さんのどちら?

高須「長澤さんはちょっと輪郭が二重あごになるタイプだから、顔を引くようなポーズをとったら負けちゃうかも……。あごをツンと突き出すといいかな。でも2人ともきれいであと数年はキープできそうだし、当分このままの路線でよさそうだね!」

――キープできなくなったら……が気になりますね。

高須新垣さんは頬がこけるタイプだし、長澤さんは顔がたるむタイプだからさ。今のままだと新垣さんの10年後は、ちょっとげっそりフェイスになってピンチかも!? 痩せ型だし、そこに頬がこけると年齢より老けて見えちゃうものだからね。とすると、この2人の勝負は10年後こそジャッジできるのかもしれません!」

<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外 科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。最新刊は『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)