くりぃむしちゅーのふたり

チケット代は2000円で、全額が義援金として熊本県に送られるそうです。非常に人気のライブで、倍率はときに100倍を超えるので、なかなか行くことができないんですよ」(ファンの男性)

 昨年4月に起きた熊本地震。甚大な被害に心を痛め、立ち上がったのがくりぃむしちゅーだ。ともに熊本市出身で、高校の入学式当日に意気投合して以来の仲。

2人は'16年6月17日放送のラジオ番組『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』で、月に1回、チャリティートークライブを開催することを発表しました。地震に襲われた故郷・熊本に対して“何かできることはないか”と考えたみたいですよ」(ラジオ局関係者)

 コンビでもピンでも多くの人気番組を持つ売れっ子だけに、トークライブは第1回から大盛況。参加希望者が殺到しすぎて、サーバーがパンクしたという話もあるほど。

予定時間を超えてしゃべってくれたり、ライブ終了後に自らロビーに立って募金を呼びかけるなど毎回、本気が伝わってきます」(前出・ファン)

 先月、12月21日にニッポン放送内のホールで行われた7回目のライブでも、会場は笑いの渦に包まれた。

「2人が登場したときの歓声がテレビ収録ほどは上がらないことから“俺たち人気ないのかな?”と、いきなり自虐ギャグをかましていました」(当日参加した男性)

 そして“街で出会った芸能人”という話題では、あの超大物をいじる場面も。

会場のお客さんの中に、木村拓哉さんに会った方がいたんです。その際、ほかのメンバーはいなかったようで、有田さんが“木村さんはそのときも1人だったんですね”とブラックジョークを。

 上田さんがすかさず“やめろっ”と流れよくツッコんでいました。いつもテレビで見るような、テンポのいいやりとりでしたよ
」(前出・参加した男性)

 そんな中、2人は募金をする人への気配りも忘れていなかった。

毎月開催されているライブ

彼らは、募金するお客さんの手元は見ないそうです。気を遣って札束を募金しようとしたり、小銭数枚を入れて申し訳なさそうに走り去る人がいたそうで。“大事なのは金額ではなく、募金しようという気持ちだ”と強調していましたよ」(前出・参加した男性)

 故郷の熊本を思ってくれるファンはなおさら大事にしたい、ということなのだろう。

 終了後には、出待ちをしていた20人ほどのファンに対して、こんな神対応を。

私たちが勝手に待っているだけなのに、上田さんは“寒い中、待たせちゃってごめんね。待っててくれてありがとう”と声をかけてくれました。

 一方、有田さんもハグをお願いした女の子に断ることなく応えていました。まあ、有田さんの場合、そういうのが好きでやったのかもしれませんが(笑)
」(ファンの女性)

 熊本愛で“しゃべくり”続ける2人のおかげで、故郷の復興はぐーんと加速するはず!