「除隊して初めて全国のファンのみなさんと会えるツアーだったので意味深かったし、たくさんの方に会えてうれしかったです。ユナクと僕だけということに不安もあったけど、みなさんにたくさん助けていただいて、無事に終えることができました」

 昨年末にユナクとふたりで行った全国ツアーを振り返るソンジェ。ゴニル、ソンモ、グァンス、ジヒョクの4人が入隊し、お兄さん組のふたりで“超新星”を守っている彼らが、ユナク&ソンジェ from 超新星として初のアルバムをリリースする。

ソンジェ(from 超新星) 撮影/廣瀬靖士

──どんなアルバムに?

「女心をつかんで離さない、甘くてスウィートな音楽をお届けしたいと思っています。曲もすごくいいし、今までにない感じですよ」

──今回のミニアルバムでは、シンガー・ソングライターの清水翔太から楽曲提供を受けたことも、いい刺激になったのだとか。

「清水翔太さんとはお会いするのも、一緒に仕事をするのも初めて。年齢も近くてやりやすかったですし、提供してくれた『君じゃなきゃ』もすごくいいんです。彼は、ブラックミュージックが好きだからか、感性がとても素晴らしくて、今回の曲はこれまでにない新鮮なものになりました」

寂しさを紛らわす方法は?

──ちなみに、ユナクと比べて女心がよくわかるのはどっち?

「やっぱりユナク兄さんじゃないですかね。年上ですから、きっと経験も多いだろうし(笑)。経験がなくても、僕よりずっと女心を理解しているんじゃないかと思います。そういう方面は、疎くてダメなんですよ、僕」

──テレるソンジェ。そんな彼は、今年、俳優としての姿も見せてくれる。

「昨年末に、主演する韓国映画『Guest House』の撮影をしました。韓国の江陵(カンヌン)という田舎町で暮らしている俳優志望の男性の役で、たまたまそこにやって来た日本の女性と出会うというストーリーです。詳細は、追ってご報告しますね(笑)。もともと、小柄でかわいい女の子が好みのタイプなんですが、相手役の(女優)ちすんさんは背が高いので、スクリーンでの僕らがキレイに見えるんじゃないかと思って楽しみなんです。そう考えると、背の高さの好みは、そんなに重要じゃないかもしれないですね(笑)」

──冬は人恋しくなる季節。寂しさを紛らわす方法は?

「昔は、すごい寂しがり屋だったんですが、だんだん耐えられるようになってきました。でも、今もひとりでいるのは好きじゃないです(笑)。最近は、忙しくて感じる暇もないんですが、たまに寂しいなと思ったときは、お酒が好きなので(笑)、ひとりでビールを飲んだりしています。ひとり酒、いいですよね(笑)。それに、誰かと一緒にいるからって、寂しさが解消されるわけではないと思うので」

──入隊中のメンバーにメッセージを。

「前から覚悟はしていたから、それほど心配はしていないです。(自分も)軍隊に行ってきたので、メンバーが今どんな気持ちでいるか、わかります。僕が(兵役中に)5人のことを心配していたように、逆に今は入隊中の4人が僕とユナク兄さんのことを気にかけていると思うんです。僕やユナク兄さんと同じくらいに。かわいい弟たちが帰ってくるころには、きっと大人の男になっていると思うので、楽しみです」

取材・文/尹秀姫


<リリース情報>
ユナク&ソンジェ from 超新星
ミニアルバム『Yours forever』
1月25日発売
Type-A(CD+DVD) 3000円
Type-B(CD+32Pブックレット) 2500円
Type-C(CD) 2000円
※すべて税込み

名古屋、東京、広島、大阪にて発売記念イベントを開催予定。
詳細は、超新星公式サイト
http://www.choshinsei.com/