『仁義なき戦い』シリーズがヒットしたころの松方弘樹さん。『週刊女性』では32歳とは思えない貫禄あるグラビアを披露 撮影/『週刊女性』写真班

 空前絶後のモテ男・松方弘樹さんがこの世を去った。この世のオンナに愛され続け、酒とマグロを愛した松方さんの秘蔵写真を探したところ、婚前旅行や家族団らん中などサービス満点のお宝写真を大量発掘! しかしデリケートな家族構成のため、泣く泣く掲載を見送ったショットも……。

 その気配りは『週刊女性』にだけでなく、さまざまな場所で発揮され、数多くの伝説が。

「プロデュースした映画の打ち上げでスタッフを温泉に連れていき、持っていった1000万円のうち30万円しか残らないほど豪遊したことも」(映画会社スタッフ)

「松方さんと偶然、飲み屋で一緒になったのでご挨拶したら、僕たちの分はもちろん、その店にいた全員の飲み代を払って黙って帰っていきました」(プロダクション関係者)

 60歳になるとスッパリと酒をやめ、趣味の釣りを極めるように。巨大マグロを釣る大会で優勝したのは有名だ。業者さながらに築地市場と連絡をとり、釣ったマグロを卸すこともあり、その際は“釣り人・松方弘樹”の札がつき、相場より1キロあたり1000円価格がアップ!

「釣りのときは“ここでは漁師みたいなものだから”と民宿を選び、地元の人と交流していましたよ。気配り上手で、女性だけでなく一緒に仕事した人はみんな松方さんの虜になっていました」(テレビ局関係者)

 天国でもきっと、楽しく過ごしていることだろう。