'16年に芸能界のみならず日本を巻き込んだSMAPの独立・解散騒動。現在、大手芸能プロ幹部たちの働きかけもあってか、ジャニーズ事務所が軟化して始めているという。この動きのなかで、不本意ながらジャニーズ事務所への残留を決めた中居正広ら4人は、元マネージャーのIさんが実質的に仕切る新事務所への移籍を見据えているという。

稲垣は次期『相棒』に!?

水谷豊が選ぶ次なる“相棒”は誰?

 まず、稲垣吾郎にはとびきりの情報が舞い込んできている。10月放送予定の水谷豊主演ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)に抜擢されるのだという。反町隆史の後を継いで、5代目相棒になるとの声が。

そもそも反町さんが就任するシーズン14の時点で、稲垣さんも候補にあがっていたといいます。ですが当時、Iさんが“まだ時期じゃない”と保留したのでしょう。

 当の稲垣さんは今回のオファーについて近しい人に“やってもいいよね”と話していたとも。あとは水谷さんに気に入られるか、ですね」(ドラマ制作会社関係者)

中居の人脈「亀梨を後継者に」

 これから晴れて“自由の身”となる中居。人脈の広さと司会の力量は折り紙つきだけに、レギュラー番組はもとより特番司会なども増えそうだ。

 そんな彼はいま、『2017ワールドベースボールクラシック』に夢中。2大会連続で“侍ジャパン公認サポートキャプテン”に就任した。

放送権はTBSとテレビ朝日が持っていますが、大会主催は読売新聞社なんです。系列の日本テレビでスポーツキャスターを務める亀梨和也さんの起用も十分にありえました。ですが日本野球機構を含めて、“中居推し”があったそう」(スポーツ紙記者)

 そんな“ライバル”関係の2人は3月8日、東京ドームで相まみえた。

「試合開始前のグラウンドでは、中居さんが番組取材に来ていた亀梨さんを呼び寄せて、侍ジャパンやWBCに携わる関係者やスタッフに紹介していました。まるで“後継者はお前だから”と言わんばかり」(前出・スポーツ紙記者)

木村、まさかの「トークバラエティ」

 一方でチャレンジが試みられそうなのが、ジャニーズ残留の木村だ。放送中のドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)終了後の4月29日には、映画『無限の住人』の公開が控えている。俳優が主戦場の彼だが、

「テレビ朝日系でトークバラエティー番組のMCが検討されているんだとか。時間帯はサブゴールデンの夜11時台で、ほか何人かが脇を固めて木村に負担がかからないようになるといいます。サーフィンや釣りなど、彼が得意な趣味やこだわりを紹介する番組になるのでは? これまでとは違った魅力を引き出したいんだろう」(テレビ局幹部)

 昨年7月放送の『スマスマ』特別版では、桐谷健太と濱田岳が木村をキャンプに連れだすという企画が、それまで1ケタ続きだった視聴率の中で10・4%を記録。あながち的はずれではなさそうだが─。

草なぎ、最終ロケでの様子

 3月14日に最終話を迎える、草なぎ剛主演ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)。同作のクランクアップロケをキャッチした。木村の『A LIFE』には及ばずも、全話2ケタ視聴率はさすが。

 最後のロケは3月5日、品川の複合ビルを空港に見立てて行われた。今回、復讐を誓う詐欺師という役柄を演じた草なぎだけに、役に入り込んでいるのか本番前は人を寄せつけないオーラを放っていた。

「NGもなく、予定よりも2時間近く早い午後3時半ごろには撮影は終了。情報を聞きつけた女性ファンに見送られながら、草なぎさんは送迎車に乗っていきましたね。スタッフさんの控室には打ち上げ用なのか、お酒が入った段ボールが数箱置いてありました。中居さんがCM出演している『キリン氷結』もありましたよ(笑)」(エキストラ)

香取慎吾「'20年愛がようやく成就」

香取は独立後、20年来の交際を続ける2歳年上恋人Aさんと結婚か

 芸能界引退やアート留学もウワサされる香取慎吾は、山崎弘也との『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)で毎週のロケに臨んでいる。ここでも周囲から支えられている。

「最近の主流になっているバスツアーなどの番組企画は、旅行代理店やツアー会社とのタイアップなんだそう。制作費を抑えるなど、番組を継続するためにスタッフの涙ぐましい努力があるんです。ですから、放送では複数のツアー紹介のために班分けして回るので、香取さんの出番が減ってしまうという弊害も(苦笑)」(テレビ誌編集者)

 そんな香取は昨年7月、同番組で「結婚します」宣言していたのだが……。

2歳年上の一般女性Aさんとは、かれこれ20年のお付き合い。マスコミの目を避けるため、一時期はハワイに住んでいたそうですが、いまは慎吾クンと一緒に住んでいるようです。

 女性の洋服をクリーニングに出す姿も目撃されていますし、長年にわたって支えてきてくれた女性ですから、それこそ独立と同時に結婚するのではないでしょうか」(芸能レポーター)

 25年間、日本を元気にしてきた5人。彼らの明日が明るいものになってほしい。