「僕自身は、ツンデレではないですね。表裏なく、ちゃんと感情を表現するタイプ。恋愛の駆け引きが苦手なんです。だから、女性も自分の感情を素直に見せてくれる人が好き」

 日本でドラマ、映画化され、クラシックブームを巻き起こした大人気コミック『のだめカンタービレ』が、韓国でもドラマに! 韓国版『のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ』で、指揮者を目指すエリート音大生のユジン(=千秋)を、キャラ同様に白シャツ&黒のスリムパンツが似合うチュウォンが好演。完璧主義で潔癖症&料理上手な"ツンデレ"ユジンとの共通点を聞くと、

「責任感やリーダーシップがあるところですかね。あと、料理や掃除はしますが、彼ほど上手じゃないです。掃除をするクセがついたのは、ミュージカルに出演するようになってから。ホコリがのどによくないと聞いたので。それは、仕事でホテルに宿泊するときも。部屋に入っていちばん最初にするのが、持ち物のセッティング。"これは、まとめてここに置いて"とかって。だから、僕、いままでなくし物をしたことがないんです!」

 掃除に関しては、ユジンを超える完璧さかも。ドラマで次第に惹かれていく、ピアノ科の落ちこぼれ音大生・ネイル(=のだめ)に対しても「唯一の欠点が、家がゴミ置き場みたいなこと。あとは、全部いいのに」と語るチュウォンに、もし、素敵だなと思う女性が「実は、私の部屋すごく汚いの」って告白してきたらどうする? と聞くと、

「どの程度なのか、しっかり目で見て確認します(笑い)。人によって、感じ方って違うじゃないですか。本当に汚くて、言葉で言っても直してくれなかったら。どうしよう、困っちゃいますね……」

 そう悩んじゃう優しい彼の姿に、キュンとする女性、多いハズです!


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チュウォン ●’07年の韓国ミュージカル『アルターボーイズ』でデビュー。ドラマ『製パン王キム・タック』で、一躍注目を集める。その後、主演したドラマ『烏鵲橋(オジャッキョ)の兄弟たち』『カクシタル』が次々に高視聴率を獲得。若手トップスターとして活躍中