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 不朽の名作コミック『白鳥麗子でございます!』が、20年ぶりに実写化される。1月から連続ドラマが放送、さらに劇場版映画も公開予定で、話題を呼んでいるのはヒロイン・麗子の相手役。

「“水野勝って誰? ってSNSに書かれてるよ”と友人から連絡が来て、情報解禁日の検索ワードで僕の名前が1位になったという知らせも受け……。ヤベえな、と(笑い)」

 麗子が恋い慕う大学生・秋本哲也を演じる、水野勝。東海エリアを中心に活動するグループ“ボイメン”こと、BOYS AND MENの硬派なリーダーで名を馳せる彼が、究極のモテ男に。

「撮影中に何人もの女性を抱きしめましたからね。こんなプレーボーイぶりを発揮したのは、僕的には“事件”です。普段の自分はどちらかというと、人見知り。哲也みたいな性格を最初は理解できなかったけれど、原作を読み込み、その闇というか彼の本心と真剣に向き合っているうちに、気持ちがスッと入り込める瞬間があって。それからは、めちゃくちゃ楽しい現場になりました(笑い)」

 じゃあ、これからは素でもプレーボーイになりうる!?

「そこはまだ未踏の域で(苦笑)。でも、“ボイメン”として歌って踊ってステージに立つことが多い中、この半年は個人でのお芝居の現場が増えて、新たな自分を発見している気がします。今は本当に演技が楽しくて。申年の2016年は、名前の“勝(マサル)”が“神猿(マサル)”にちなんで縁起がいいそうなので、“勝つサル”になるよう頑張ります!」

 ドラマには、ボイメンの4人(田村侑久、辻本達規、田中俊介、吉原雅斗)も出演。都内の撮影時には、みんなで合宿生活をしているとか?

「お風呂の順番待ちがドラマチックです(笑い)。みんな長風呂で、最後は2時間待ち。 だから“オレ、明日早いから……”オーラを出して、しれ~っと団らんから抜けていく」

 メンバーとはどんな話を?

「田中俊介とは、芝居談議を熱くしています。恋愛模様をどう演じるのか、なぜか気になって(笑い)。俊介の恋愛のシーンが終わった後に、“どうだった?”って聞きまくっちゃいました」

 メンバーと共演した感想は?

「寮でも本読みを一緒にしていたので、それぞれがどうやって役柄にアプローチしているかを、近くで見られたことに感動。新たな刺激になりました」