“長寿『白黒』”は全国に広がるものの−−

アンジャッシュ、冠番組を制作する千葉テレビに溜まった不満

2015年12月22日(火) 17時00分
〈週刊女性PRIME〉
2015年12月22日(火) 17時00分
〈週刊女性PRIME〉

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千葉テレビ放送株式会社(以下、チバテレ)が独自で制作をしている『白黒アンジャッシュ』(チバテレ毎週火曜23時〜ほか全国9局で放送中)。’04年10月から今もなお継続している同番組。「白いアンジャッシュ」と「黒いアンジャッシュ」という彼ら二人の両面性を意識したコンセプトのもと、トークや様々な企画を行うバラエティ番組である。アンジャッシュふたりにとって初の冠番組が“長寿”となったが、民放との違いはどういったところにあるのだろうか?

児嶋「民放キー局ではできない長めトークができます。たとえば、テレビ的には短いフリがあって、すぐにオチに移ったほうが良いじゃないですか?

 でも、オチにいたるまでの状況や心境、そして話全体の構成を丁寧に説明した方が良い場合もありますよね。もちろん観覧客の反応が良ければ、その内容を要約してほかのテレビ番組などで話したりもできますし」

——『白黒アンジャッシュ』は10年も続く“長寿番組”になりますよね。

児嶋「これまで何度も、番組が終了すると言われていたのですが、終わるかと思ったら他局でも放送が決まったりして。だから正直、どうせ終わらないんだろうと思ってきているところはあります(笑い)」

——10年前と比べてどうでしょうか? 変化はありますか?

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児嶋「当時のことはあまり覚えていないかなぁ。少なくともキャラは違いますよね。まだ僕がこんな感じだとバレていないころでしょうね。でも、僕の今のキャラは『白黒』の影響が大きいと思いますよね。基本的に番組観覧があるので、お客さんの前でのイジられ方なんかは特に……」

——渡部さんはいかがでしょう?

渡部「そんな変わっていないと思いますけどね。ふたりを取り巻く環境が変わってきたというのはありますが」

——もしこの番組がなかったら、この10年間は変わっていましたか?

渡部「たぶん、何もかわっていないです(笑い)。強いてあげるならば、ふたりで話せる場があるかないかぐらいの違いですかね。まぁ、こういうことを自由に言えるのも『白黒』なんですよ。民放だと、“いやぁ〜、この番組のおかげで今の僕たちがある”みたいなことを言う必要も出てきます。でもこれって、自分で言いながらも少し違和感があったりする。

 でも、チバテレさんは良い意味で”チョロい”んですよね。ここの局の人たちはみんな、何をしても怒らないんです」

——お二人とも、チバテレに言いたいことがあるそうですね。

渡部「これだけ各局がセキュリティを厳しくしているなかで、チバテレさんの場合は、普通にこの近くに遊びにきた方とかも、簡単に局の駐車場に車を止められてしまう。良い意味でゆるい部分かなと思うけど、もうちょっと……どうなんでしょう(笑い)?」

児嶋「ずっと言ってきたんですけど、チバテレって2階に楽屋があって、お客さんに会わないようにするためには、一度外にある階段を昇り降りしないとダメなんですよ。収録は夜に行うことが多いんですが、外に出ても足下を照らすライトがないから階段がめちゃくちゃ危ないんですよ。この前も、収録に登場してくれたさんまさんが、真っ暗ななかで階段を使いましたからね(笑い)。

 “危ないからつけてください”ってずっとチバテレビに言っているんですけど、10何年もライトがなくて。でも、今日来たら、やっとライトらしきものが置いてあったんですよ。やっと。それも数百円くらいの(笑い)」

——ちゃんとライトはつきましたか?

児嶋「まだ試していないです。あれはたぶん、ライトだと思うんだけど……」

——散々な言われようのチバテレですが、10年通して番組を続けた思い入れはありますか?

児嶋「アンジャッシュが売れていないことから、やらしてもらっていますしね。そりゃありますね。で、今や、たとえばSMAPの中居さんが『白黒アンジャッシュ』のことをいじってくれたりしますし、それこそ、さんまさんも先日、出演してくれました。そういった大物芸能人の方々からも、この『白黒』という番組名が出るようになっているので、それは最初のころと比較したらスゲェと思います」

——渡部さんは?

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渡部「思い入れ。僕にとって『白黒』は自由にやらせてもらっている唯一の番組です。もともと、ふざけたくてこの世界に入ったんですけど、制約も多かったりするので、そこまでふざけきれないこともある。

 だから、ちょっと児嶋には申し訳ないですけど、自分が思ったことをやったり、思いついたことを全部言ったりしています。まぁ、ストレス解消の場ですかね。正直言って、まわりに迷惑をかけているかもしれないくらいに(笑い)。

 それから、この番組の共演者には先輩もいませんし、スタッフのなかに怖い人もいません。なおかつ、多少のミスがあっても許されるような場なので、どこかいい意味で“ローカルだな”っていう意識もありますし。でも、失敗しても良い場があるっていうのは芸人にとって大切なことですよ。

 チバテレの皆さんには、ストレスを感じないように気遣っていただいていますし、自分も楽しんで番組をやらせてもらっていますね」

——これからどうしていきたいですか?

児嶋「ふたりでトークできる場があるのは、ありがたいです。基本的にはそれくらいですかね」

渡部「僕はそもそも、10年続くとは思っていなかったので。やめるって言わない限り、たぶん続くんでしょう。チバテレ側からやめたいと言われたらおしまいですけどね(笑い)」

撮影/伊藤和幸

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