0520_綾野剛

 7月7日より上演されている、蜷川幸雄氏が演出の舞台『太陽2068』。綾野剛が初主演を務めることでスタート前から話題になっていた。

「渋谷にあるBunkamuraの25周年記念として企画されました。綾野さんはもちろんなんですが、元AKB48の前田敦子さんの初舞台であったり、共演者も成宮寛貴さんや伊藤蘭さんなど豪華な顔ぶれがそろっているんです」(スポーツ紙記者)

 今作を演じるにあたって、綾野は公式パンフレットのインタビューでこう語っていた。

《ホンモノとやれることの重要さを改めて感じてます。昼にはじまる稽古は夕方には終わるので、もっと稽古したいなと思うし、稽古してる時間のほうが、明らかに生きてる実感があります》

 自分よりも経験のあるベテランの役者たちから、場面に合わせた表現方法を日々盗めることが何よりも楽しいのだという。

「綾野さんは稽古に入る前に、セリフをすべて覚えてきたそうなんです。稽古中も“ここはこうしたほうがいい”“今のはちょっと違うと思う”と、積極的に自分の意見をぶつけていました。今まではそういったことはなかったようなので、この舞台にかける思いの強さがわかりますよね」(舞台関係者)

 そんな彼の“ストイック精神”を垣間見るシーンがあった。物語の中盤で、成宮と立ち話をするシーンでのこと。舞台中央にいた綾野がスーッと端のほうへ移動したかと思うと、こちらに背を向けておもむろにはいていたズボンを下ろしたのだ。次の瞬間、白く美しい生尻がプリッとあらわに。“女性が8割”の客席からは「えーっ!」とどよめきにも似た黄色い悲鳴が次々にあがって、しばらく会場の熱気が収まることはなかった。

「時間にして10秒くらいだったかな。立ち小便をするという場面だったのですが、まさか綾野クンのヒップが間近で拝めるなんて……。ビックリしちゃいましたけど、じっくり堪能しちゃいました?」(観劇していたファン)