SKE48を卒業したメンバーとファンとが再会する場所を作りたい……。そんな想いからスタートした「幻の再会プロジェクト」。9月15日に公開記者会見と再会トークショーの開催が決定し、チケット申込受付を9月1日に開始すると、あっという間に完売したそう。ファンと再会する卒業メンバーは当日まで明かされませんが、周囲の期待は高まるばかりです。

 週刊女性PRIMEでは、「幻の再会プロジェクト」発起人であり、2013年に卒業した桑原みずきさんに、今の心境をインタビューしました。

――運営的な立場に関わって戸惑ったことや気づいたことはありますか?

「やはり、“あれやれたい、これやりたい、これは嫌……”というだけじゃダメだということですね。いろんな大人のいろんな意見をくみ取りながら、かつ、本番を見に来てくれるお客様のために考え抜いていかないといけない立場なので、とても大変ですが、やりがいはあります。

 昔の自分は、“これは嫌! これはやりたい!”という真っ直ぐな意見しか持っていなかったですが、運営などに携わると、それだけじゃだめだなと……勉強になります」

――グループ在籍時代を振り返っての想い、今だから言えることがあれば教えてください。

「“特別な場所、凄い場所”という意識は特になかったです。一緒にいる時間が長すぎて、家族のような、学校のような……それが普通の感覚でした。みんなにも母校があるように、私にとっても大事な思い出がたくさんある母校の一つです。

 たまたまタイミングが重なり、ドキュメンタリー映画の主題歌の振り付けをやってほしいと連絡があり、急きょ名古屋で振り入れをしてきました! 60名くらいの現役SKEメンバ−の振り付けを考えるのは大変でしたが、すごくやりがいがありました。

 もう関わることはないと思っていたのに、こうして声をかけてくれて、新しい経験をさせてもらえたことに感謝してます!」

――グループを卒業してからの活動や今後の目標についても教えてください。

「小学生の頃に地元のミュージカル劇団に入って、それからずっと歌・ダンス・お芝居が好きで、その道に進みたいと思っていました。今は舞台を中心に、好きなことをやらせてもらってるので、すごく充実しています。

 今後はお芝居も続けたいし、大好きなダンスも自分でプロデュースして発信していきたいです。2回目となる、私と妹とのプロデュース公演を9月に行うのですが、振り付け・構成・衣装・演出などを考えるのがとても楽しくて、プロデュースも勉強していきたいなと思ってます」

 桑原さんのお話を聞いて、卒業して振り返る場所があることで、人は未来に向かって成長できるのかもしれない、と思いました。もしかしたら、それはファンの人たちにとっても同じなのかもしれませんね。

写真:発起人の桑原みずき
写真:発起人の桑原みずき

【イベント概要】

■開催日時 9月15日(火) 開場17:00 開演18:00

■場所 渋谷TSUTAYA O-EAST

■出演 桑原みずき(SKE48一期生メンバー・卒業生/当プロジェクトナビゲーター)、再会メンバー(※当日までシークレット)

■内容 公開記者会見(ファンの前で今の気持ちや今後の展開について会見)、再会トークショー(再会を決意した経緯や気持ちを語ります)※サプライズ企画も予定

■オフィシャルサイト https://ssl.saikai-prj.com/first/(モバイル)

http://saikai-prj.com/(PC)