ベッキーと『ゲスの極み乙女。』のボーカル・川谷絵音との熱愛が報じられたのは、1月7日に発売された週刊文春。

「ベッキーのブログからもわかるように、彼女はもともと『ゲスの~』の大ファンで、特に川谷さんにベタ惚れでした。ライブにもよく出かけていて、去年の10月のファンクラブ限定のイベントで初めて彼と連絡先を交換したようです」(ワイドショースタッフ)

 それからふたりの仲は急速に深まっていくのだが、この時点では、彼女は川谷が既婚者だと気づいていない。

「文春が報じているように、ふたりが出会ったころベッキーは彼が新婚だと知らなかったようです。知り合って1か月後に打ち明けられたようですが、彼女はもう後戻りできなくなっていたみたいです」(音楽業界関係者)

 『週刊文春』発売日前日の夜に緊急会見を開いたベッキー。記者からの質問はいっさい受けない形式で、ベッキーは登場するや報道陣を前に、約7秒間深々と頭を下げた。

 涙を浮かべ、悲痛な表情で「お付き合いはしていない。友人関係です」と交際を否定。

「誤解を招くような大変軽率な行為だったと、深く反省しております」

 何度も「申し訳ありません」と口にした。

「驚くほど素早い対応でした。ベッキーサイドがかなり危機感を持ったということでしょうね」(スポーツ紙記者)

 好感度タレントとして盤石のポジションを得ているベッキーは現在、レギュラー番組が9本、CM出演は10本という売れっ子。所属事務所であるサンミュージックの稼ぎ頭といってもいい。

「会見の一番の狙いはスポンサー対策だと思います。不倫となればイメージはガタ落ちし、彼女の起用に難色を示す企業が出てきても不思議ではありません。早い段階で交際を否定して、スポンサーに謝罪する必要があったんでしょう」(広告代理店社員)

 ベッキーのCM出演料は1本あたり約3000万円といわれている。10社合わせると3億円だ。これが一気になくなるとしたら、事務所にとっても大きな痛手となるのは言うまでもない。

 実際のところCM降板はあるのか?

「現在流れているCMに関しては、差し替えて、ほかの製品のCMに変える予定です」(『太田胃散』担当者)

 他社に関しては1月中で契約が終了するところが2社。

「特に何も決まっておりません。状況を見て対応を検討しているところです」

 残りは未定というところが多かった。しかし、その口調は一様に重く、厳しい状況が予想される。