1月21日、嵐の松本潤の姿が東京・丸の内にある『帝国劇場』にあった。貴重なオフ日を利用して、後輩たちの活躍をひと目見ようとミュージカル『2015 新春JOHNNY S’ World』の昼公演に行ったのだ。そして、この日はその足で『青山劇場』にも向かったらしい。

「今井翼さん主演の舞台『PLAYZONE’15 』の夜公演を見に来ていました。ここにも中山優馬クンをはじめ多くの後輩たちが出演しているので、気になっていたんでしょうね」(別の舞台関係者)

 偶然にも同日の昼公演には、同じ嵐メンバーの大野智も観劇に訪れていたという。

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「大野クンも松本クンも、終演後は差し入れを持ってしっかりと楽屋訪問をしたそうです。Jr.たちにとっては、雲の上の存在である2人から直接、叱咤激励してもらえるわけですから感動的ですよね」(興行関係者)

 昔はそれほど後輩の面倒見もよくなかったという松潤だが、彼の中で何か変化が起こったのだろうか。

「トップアイドルとしての自覚だと思いますよ。嵐以降、爆発的に売れるグループがジャニーズから出てこないことに松本クンも多少なりとも危機感を感じているようです。彼らも下積み時代が長く不遇の時を過ごしましたから “自分の経験を伝えることで少しでも後輩たちのプラスになってもらえれば”という思いもあるんでしょう。最近はコンサートのバックで踊ってくれたJr.たちを食事に誘うことも少なくないといいます」(前出・芸能プロ関係者)

 嵐をずっと引っぱってきたというプライドが、彼を人間的に成長させたのだろう。そして、いまJr.たちが先輩たちに注目されている理由がもうひとつある。

「今夏には、4年に1度のバレーボールのワールドカップが行われます。もともとは嵐も’99 年大会のスペシャルサポーターとしてデビューしましたし、前回大会ではSexy Zoneがデビューしました。おそらく今回も新ユニットが誕生するだろうと言われているんですよ」(スポーツ紙記者)

 現在はメンバー選考の最終段階に入っていると言われており、SMAPやTOKIOをはじめとした年長ユニットのメンバーたちも、誰が選ばれるのか気になっているのではないだろうか。

「松本クンが今回、彼らに“熱視線”を送ったのも、未来を担うJr.たちへエールを送る反面、自分たちの今後の活動のヒントをもらいに行ったのかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)