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 肩こり、眼精疲労、便秘などの不調があったりダイエットやアンチエイジングなどに関心のある方は必見。話題の健康法を発信し続ける有名健康雑誌の編集者が、とっておきの健康法を伝授してくれた。

 ストレッチやヨガなどの運動、スーパーフード、アンチエイジングや美容など最新情報が満載『日経ヘルス』の白澤淳子編集長オススメの健康法とは?

・小さな種子にダイエット効果が

 健康マニアの間で注目されていたチアシードに、いよいよブーム到来の予感が。チアシードはシソ科の植物の種子で、ごまを小さくしたような形。プチプチした食感も人気だが、注目なのはなんといってもその健康成分。

 重量の3割が食物繊維で、2割が健康効果の高いn-3系脂肪酸。しかも、鉄分も豊富。 チアシードに水を加えると、膨れ上がり、種子のまわりがジェル化するが、これはコンニャクに含まれる水溶性食物繊維「グルコマンナン」と同じもの。 満腹感が得られることから、食べすぎを防ぐ効果が期待できる。スーパーフードとして話題になっており、食物繊維が豊富なので女性に多い便秘も解消したり、食後の血糖値の上昇を抑える効果も。

「ヨーグルトと一緒に食べると摂取しやすいですよ。当誌2月号では、チアシードのおいしい食べ方を紹介していますよ」(白澤編集長)

・酢タマネギの次は酢ショウガで決まり

 大ブームになった酢タマネギのネクストブームといわれているのが酢ショウガ。甘くないガリといったすっきりした味わいは、酢タマネギよりも食べやすいと評判。

 酢には疲労回復効果や高血圧の抑制効果などがありますが、さらにうれしいのは、酢ショウガはダイエット効果が期待できること。

「酢は大さじ1杯で体脂肪、とくに内臓脂肪を減少させたという報告があります」(白澤編集長)

・ダイエット効果が高い“スロージョギング”

 運動系のダイエット法が苦手な人も、“これなら続けられる”と評判なのが、スロージョギング。隣の人と笑顔で話しながら走れるニコニコペースのジョギングだが、エネルギー消費量はウォーキングのなんと約2倍。福岡大学の田中宏暁教授が提唱している。ダイエットには1日30分以上が目標。

「1分×30回というように、細かく分けてもダイエット効果が得られます」(白澤編集長)

 最後に白澤編集長からおまけ情報も。編集部内でいま流行っているのが、鉄分が多いゴールデンベリー(食用ほおずき)のドライフルーツ。

「クセになる味で、私もよく食べています」(白澤編集長)