大久保公裕先生に聞いた

花粉症やPM2.5対策、医師「鼻毛も切らないほうがいい」

2016年02月26日(金) 11時00分
〈週刊女性2016年3月8日号〉
2016年02月26日(金) 11時00分
〈週刊女性2016年3月8日号〉

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 春の暖かい陽気とともに、今年もやって来るであろう大気汚染物質。アレルギー症状がある人はもちろん、まだ、発症していない人も必見の春の空気対策について、専門家に聞いた。

 そもそも花粉症などのつらい症状を引き起こす物質の正体とは? 花粉症治療の第一人者である大久保公裕先生に伺った。

「花粉もPM2.5も黄砂もすべて環境微粒子という微粒子です。花粉は第二次世界大戦後に植えられた人工林が成長して大量飛散しているスギの花粉で30ミクロン。

 黄砂は、ゴビ砂漠の砂が中国を通り日本に到達する、花粉よりも小さい10ミクロンの粒子です。ただ実際に到達しているのは九州や日本海側が多く、北日本・東日本は少ないです」

 そもそもPM2.5とは?

「PM2.5は、大きさが2.5マイクロメーターということでそう呼ばれていますが、実態はよくわかっていません。国内で発生するタバコの煙などに由来するものはさほど心配ないのですが、中国で発生するPM2.5はダイオキシンなどの化学物質が含まれているため問題視されています」

 どう対策すればいいのだろうか。

「いずれにしてもアレルギー反応を起こしたり、症状を悪化させる原因になるので、身体の中に入れない努力をすることが大切です」

 外出時はマスクなどで体内への侵入を防ぐだけでなく、鼻のケアも重要。

「フィルターとなる鼻の粘膜を健康に保っておくことが必要です。そのためには、就寝時は加湿器などで湿度を60%程度に保ち、鼻の中をあまりいじらないこと。鼻毛も切らないほうがいいです」

 衣類や髪型も付着しにくい工夫を。

「服はひっかかりの少ないナイロンやレザーなどの素材がいいですね。髪は長いほど付着量が増えるので、周囲に振りまかないためにも、まとめたほうがいいでしょう」

取材・文/當間優子 イラスト/きくちもも

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