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 東日本大震災の衝撃も冷めやらぬうちにやってきた、熊本の大震災。地震列島・日本では、どこに住んでいても他人事ではない。備えや心構えなど、地震対策について作家で空手家の北芝健さんに話を聞いた。

「常備する水は必ずスペースに余裕のある場所に置くこと。家具や部屋が倒壊し、水を取り出せないというケースが少なくない。加えて、備蓄している食品を容易に開けられるような十徳ナイフ、水を煮沸するキャンプ用バーナーも用意していることが望ましい」

 また災害時に頼りになる自衛隊や消防署を知っておくべきとアドバイス。

「防衛省のある東京・市ヶ谷には、自衛隊が実際に使用する食べ物や衣類、道具を購入できるミリタリーショップがあります。プロ御用達の道具はオススメです。また、災害時に頼りになるのは警察よりも自衛隊や消防署です。自分の地域がどの自衛隊の連隊の管轄なのか、町会単位で事前に知っておくことも重要。災害時に連携がスムーズになります」

 また防犯グッズは買っただけではダメだとか。

「道具をそろえたら、必ず屋外でキャンプをするなど、仮想訓練をして、シミュレーションすることを心がけてください」