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 「炒め野菜に発がん性物質のリスクあり」という最新研究が内閣府より発表された。実は、栄養たっぷりの野菜であっても、調理法次第で毒にもクスリにも変わってしまう。

 口内炎やニキビなどの肌トラブルは、皮膚や髪などの細胞再生に働く、ビタミンB2不足のサイン。

「サバやサンマ、イワシなど背の青い魚のほか、玄米を食べてください。そのほか、毎日続けやすいのは発酵食品。ビタミンB2は発酵することで増える性質があるため、牛乳や大豆よりヨーグルトや納豆に豊富」(管理栄養士の中沢るみ先生)

 野菜のぬか漬けやキムチなどでもOK。好みの発酵食品を見つけて習慣にしよう。血液中のカルシウム濃度が減少すると、神経活動がうまく働かず、感情の乱れやイライラの原因に。不機嫌な日が増えたと感じたら、食べておきたいのは?

「王道は、カルシウムの吸収率50%を誇る乳製品。小魚は30%まで下がります。野菜では小松菜、ほうれん草の順にカルシウムが豊富ですが、吸収率は約17%と低め。でも、ほうれん草のグラタンや小松菜とちりめんじゃこのおひたしなど、吸収率が高い食材と組み合わせると、高いほうに引き上げられる」(中沢先生)

 また、カルシウムとビタミンDを一緒にとるのも、吸収率を上げるコツ。

「しいたけ、しめじ、まいたけなど、きのこ類に多いビタミンDは紫外線を浴びると増える性質があるので、干ししいたけがベスト」(中沢先生)