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 4日連続25%を超えるなど好調な朝ドラ『あさが来た』。そこで読めばより楽しめる現場直送のおもしろエピソードを紹介。

・波瑠の“勝負カラー”は?

 持ち前の明るさと行動力で、激動の時代を乗り切るヒロイン・あさの魅力に夢中な『あさが来た』。バイタリティーあふれる彼女だが、ヒロインオーディションで相撲をとったことが話題に。波瑠はそのときのことを思い出しながら、こんなエピソードを教えてくれた。

「相撲をとることは決まっていたので、気合を入れて赤い服と動きやすい格好のジーパンでオーディションに行きました」

・秘密の“やる気スイッチ”

 演技に集中すると、まばたきすることも忘れちゃうという波瑠。そんな状態になるには、ある秘密があると夫・新次郎を演じる玉木が明かした。

「首のうしろにホクロがあってね、そこに彼女の“やる気スイッチ”があるんですよ(笑い)」

 “五代さま”ことディーンはこう明かす。

「よく新次郎さんは、うしろからそのボタンを押していますよね」

 波瑠本人は「ない! 失礼な!!」と、全力で否定。こんな冗談を言い合えるのも、共演者たちの仲がいい証だろう。

・新次郎は昭和のスター!?

 ただの“あほぼん”なのか、能ある鷹なのかわからない新次郎。彼のキャラクターについて玉木とスタッフは、撮影前にこんな話をしていたという。

「これまでの作品で、こんなタイプのキャラはいないけれど、あえて言うなら『夫婦善哉』で森繁久彌さんが演じた夫かなって、ふたりで話したんです。ただ、あの旦那さんは情けなさのほうにキャラが振れていて、それはちょっと違うと。模倣できるものがない中から新次郎を演じている玉木さんは、本当にすごいと思いますよ」(佐野元彦エグゼクティブプロデューサー)

・新次郎と亀助はクサい仲

 今回が初共演となった玉木宏と亀助を演じる三宅弘城。その出会いは強烈だったようだ。ある女子大のトークショーで玉木はこう振り返った。

「まだ会話もしたことがない状態で、撮影がスタートしたんですよ。ふたりで堤防沿いを走るシーンで、突然止まった僕に三宅さんがぶつかって尻もちをつく、というものだったんですけど、三宅さんがセリフより先に“プッ”っておならをして(笑い)。これでみんな大爆笑して、緊張が解けましたね」