「英国のウィリアム王子、ドイツのメルケル首相や米国のミシェル大統領夫人の来日が予定されていますが、ご接見などで佳子さまの本格的な"国際デビュー"があるかもしれませんね」

 秋篠宮家の次女・佳子さまについてそう明かすのは宮内庁関係者。最近ではアイドル的人気を博し、公的なお出ましからプライベートまで一挙手一投足が注目されている佳子さま。国際的な舞台へ出ることになれば、"プリンセス・カコ"の名前は、さらに世界へ広がることになる。

 そんな佳子さまが、"本場"を経験する行事が先日、行われた。冒頭の関係者が続ける。

「2月18日に皇居・宮殿で天皇・皇后両陛下が主催する在京外国大使夫妻との午餐(昼食会)が開かれ、秋篠宮妃紀子さまとともに佳子さまが出席されました。佳子さまが、このたびのような会にお出ましになるのは、初めてだと思います」

 日本に赴任してきてから、3年が過ぎた各国大使らが招待される昼食会。今回は、ミャンマー、オーストラリア、エジプトの大使夫妻が招待されたのだが、"共通語"は英語なので、皇室の方々も英語で対応されることが一般的だ。

「両陛下のほかに宮家の皇族方が陪席されることになっていたので、今回は秋篠宮ご夫妻が出席する予定になっていました。しかし当日、秋篠宮さまは、愛媛県へのお出かけがあったので、すでに成年皇族となられた佳子さまが名代として出席されることになったのです。佳子さまは、春から国際基督教大学の授業が始まるので、学業が優先となり、公務への出席が難しくなります。今回は、いいご経験になったのではないでしょうか」(同・関係者)

 英語がご堪能な皇后美智子さまや紀子さまの、"愛のムチ"のような意味もあったのではないかというのは、秋篠宮家関係者。

佳子さま
『関東東海の花の展覧会』では、紀子さまと笑顔で視察を(1月30日)

「すでに佳子さまは大学の英語の補講に出席されているようですが、ICUに入り直したのは何といっても英語を学ぶためです。ですから、現在の佳子さまの英語力がどのくらいなのかを自覚していただくという目的もあって、あえて、英語が必要なこのような場に佳子さまを同席させたのではないでしょうか。ただ当日は、日本語が流暢なオーストラリア大使が佳子さまのすぐ隣にいたので、英語には苦労されなかったかもしれませんがね(笑い)」

 今回の昼食会で、佳子さまは英語を学ぶ"モチベーション(動機)"がさらに高まったに違いない。