近所で有名な“ヤバイおじさん”

 引っ越し当初は、ひげも剃り、身なりもさっぱりしていたが、格好はだんだんと荒れ、ひげもボーボー、髪の毛も伸び放題。風呂にもあまり入らず、寒くても半袖シャツと短パン。いつも同じ服を着てふらふらしている姿が、ご近所に目撃されるようになっていた。

「近所でも有名な“ヤバイ”おじさん。主に公園にいるところをよく見かけます。ひとりでウロウロしています」

 と容疑者を目撃したことがある30代の女性。コンビニの店員は、「うちによく買い物に来る人だ!」と驚き、

「ほぼ毎日、お酒とか買いに来ます。午後6〜8時の間ですね。決まって、カップ酒、チューハイなどの酒とつまみだけ。身なりもひどいし、目を合わせたことはありません。異様な雰囲気をまとっていました」

徘徊に使っていた小林容疑者の自転車。被害女児が色などを覚えていたことで逮捕につながった

 公園で2、3回見かけたという70代の男性は、

「休日、平日問わず、昼間に公園の入り口あたりに立ってひとりで缶チューハイとか日本酒、ビールを飲んでいました」

 と証言する。

「いつも自転車でウロウロしている感じ」

 と話す近隣の女性は、きちんとしていたころの容疑者を知っている、と打ち明ける。

「だいぶ前なんですが、うちの子どもが保育園に通っているときに、同じ保育園に娘さんを通わせていました。ときどきお迎えのときに一緒になるくらいで話したことはないのですが、顔は覚えています」

 そのころは、自転車で徘徊したり、昼間から飲酒するような「ヤバイ」感じはまったくなく、

「普通のパパって感じです。だいぶ風貌が変わりましたね。離婚して引っ越してきたんでしょうか」

 子どものお迎えにも積極的な子煩悩な父親を変えたのは何だったのだろうか。