130万円の架空ローンを組まされ……

川端容疑者からお金を貸してほしいと連絡が来たことも

 親密感を作り出すことで自分のことを信じ込ませ、タイミングを見て、さらに川端容疑者は、2度目、3度目の騙しに着手した。

「食事をしていたときに、1個目はどうだった? と聞かれて、私は身体が大きいのでもう少しチャームが大きいほうがよかったかなという話をしたら、“俺はデザイナーだし作るよ。オーダーメード料やデザイン料は取らないから”って。

 3度目は'15年6月、“おそろいの指輪を作ろう”って言われました。私は指輪をしないので、作るならピアスかなと思って、20万円なら出せると言いました

 さらに涼子さんは、“売り上げ目標をなんとかしたい、お金はこちらで出すから”という川端容疑者の口車に乗せられ、商品がないにもかかわらず130万円の架空のローンを組んだことがあるという。

「そのころには5年も付き合いがあったから、信用していたんですよ。支払いが遅れることはたびたびありましたけど、月々2万円ほどの返済がされていました。今年の7月に支払いがないことに気づいて、LINEをしても既読にならない、電話をしても出ない。逃げたなと思いました。

涼子さんが組んだ架空ローンの契約書。担当者には笹谷容疑者の名前が

 残りは30万円くらいですが、今は自分で払っています。私にも落ち度があったし、勉強代かなと思っています。今回のこと(逮捕)があるまで、騙されているとは一切思っていませんでした。でも逮捕されたと聞いて、やっぱりかとは思いました。出所したらどうせまた繰り返すんでしょうから、なるべく長く刑務所に入っていたらいいと思いますね

 千葉県柏市――。川端容疑者が通っていた中学がある。剣道部の後輩だった男性は、

「剣道も強かったし、めちゃくちゃモテましたね。バレンタインのチョコとかもたくさんもらっていたし、立ち居振る舞いとかすごいセクシーだったんですよ。防具のつけ方もちょっと違っていて後輩はみんなまねしてましたね」

 と目立つ存在だった中学時代を振り返り、ため息をつく。

「久しぶりに名前を聞いたと思ったら、逮捕ですか。ショックですよ、ホント」