左からYOMA、義文、孝介、航。2月9日からニューシングルの発売イベントが始まる

 歌っているのは昔懐かしい昭和歌謡なのに、派手な衣装とアイドル性の高い踊り……。NHK『紅白歌合戦』で純烈が圧巻のパフォーマンスを見せた。

 健康センターやスーパー銭湯で地道な営業を続け、見事紅白出場を勝ち取った彼らだが、早くも“ポスト純烈”の呼び声が高いのが、4人組男性歌謡グループの斬波だ。

 これまで7回にわたってイベントを行っている『湯乃泉草加健康センター』の海老原挙弘支配人は、斬波の人気についてこう話す。

「ファンの方からまた呼んでほしいと言われるのはもちろんですが、斬波さんを知らないお客様からの人気も高いんです。4人のパフォーマンスは、見ていてすごく楽しいという意見が多いですね」

 平均年齢29歳。演歌や歌謡曲に、ダンスやアカペラなどを取り入れるパフォーマンスは、若い女性からも支持されているという。

純烈さんはもう雲の上の存在です(笑)」

 そう話すのは斬波のリーダーを務めるYOMAだ。

純烈さんは純烈さんで、僕らは僕らにしかできないことがあると思うので、そこを模索していきたいとは思っています」(YOMA)

 “日本に笑顔を”がコンセプトだという彼らのキーワードは、“新感覚”だ。

「歌謡曲や演歌をそのまま歌うのではなく、ダンスも織り交ぜたりと、まさに“新感覚”なところが僕らの強みだと思います。あと、メンバーが個々でアーティストとして活動していた経験があるので、歌唱力にも注目してもらいたいです」(孝介)

 演歌とダンスの組み合わせが、ネットでも話題に。

今は健康センターやショッピングモールで歌わせていただく機会が多いですね。たまに告知をせずに、いきなり路上ライブをやったりもします。銀座や巣鴨で歌ったときは、すごくたくさんの人に見てもらえました」(義文)

 いずれは紅白にも出場したいと意気込む彼ら。メンバーの航に今年の目標を聞いた。

昨年の春にこの4人体制になって、初めて4月にホールライブをやるんです。そのライブのサブタイトルに“1000分の500”という数字を入れています。

  1年を通して1000人の方にライブに来てもらいたいと思っていて、まずはその500人を春のライブで集めようという意味でこの数字を入れました。今はとにかく、ライブを成功させたいですね

 ニューシングル『キメテ!』(3月27日発売予定)のリリースを控え、全国各地でのイベントも決定している。早くしないと、その華麗なパフォーマンスを身近で見られなくなっちゃうかも!?

《情報》
2019年3月27日 シングル『キメテ!』1,204円(税抜)が発売! リリースイベント日程はコチラ→2月9日 イオンタウン水戸南、2月12日 笠間ポレポレ、3月12日 笠間ポレポレ、3月17日 イオンタウン水戸南、3月27日 東京演歌ライブ