5年半ぶりとなるシングル『Reason/Never Lose』をリリースした山下智久。

 昨年は主演映画『コード・ブルー  -ドクターヘリ緊急救命-』の興行収入が92億円を超え、年間ナンバーワンヒットを記録。人気の健在ぶりを印象付けた山下だが、今回のシングル発売初日のオリコンデイリーチャートでは、3万7000枚超で3位となった。

 ちなみに1位はSTU48、2位はハロー!プロジェクトのアイドルグループJuice=Juiceだった。

ソロアイドルには厳しい時代

「かつてKAT-TUNの亀梨和也と『修二と彰』名義でリリースした『青春アミーゴ』は、ミリオンセラーの大ヒットでした。また、ソロ第1弾の『抱いてセニョリータ』も80万枚超え。

 香取慎吾と組んだ『MONSTERS』や、一昨年に再び亀梨と組んだ『亀と山P』も話題になりました。昨年リリースのアルバムはオリコンで週間1位を獲得していますが、今回のシングル発売は、『コード・ブルー』の勢いを味方にしているにも関わらず、順位も枚数も物足りない印象があります」

 というのは、ある芸能記者。さらに続ける。

「とはいえ女性アイドルも、ソロでのシングルヒットを出せる人は、近年ほとんどいません。グループだと、メンバーそれぞれのファンによる合算で売り上げをあげる側面があるので、ソロのアイドルは厳しい時代なのかもしれません」

 ジャニーズのタレントも、古くは郷ひろみや川崎麻世、さらに田原俊彦に近藤真彦など、昭和の時代はヒットを連発するソロシンガーが数多く存在した。