1月10日、'19 年に巻き起こった吉本興業所属芸人らによる“闇営業”問題で謹慎処分となっていた田村亮の活動再開が発表された。これにより騒動の発端となった闇営業に参加していた芸人の中で、復帰できていないのは宮迫博之(49)だけとなった。改めて、騒動における3人のキーマンを直撃してみると──。

ロンブー亮の復帰を3人に直撃

 '19年に世間をにぎわせた“闇営業”騒動。13人の吉本興業所属芸人が謹慎処分となったが、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(48)の芸能界復帰がようやく決まった。

「“田村亮と吉本興業をつなぐ会社”として相方の田村淳さん(46)が設立した『株式会社LONDONBOOTS』は、以前ロンブーのマネージャーを務めていたS氏が窓口になるそう。S氏は現在、アーティストたちの営業代理を行う会社の社長で、淳さんのブレーンとして長らくタッグを組んできました」(放送作家)

 吉本は“専属契約”とは別に、タレント本人にマネージメントを任せる“エージェント契約”を新設した。契約について吉本所属の中堅芸人は、

昨年末に契約について個別に面談がありました。会社が取ってくるのは、ほんのひと握りの人気芸人の仕事だけで、劇場も限りがあるし、若手や中堅の仕事なんてほとんどない。売れてない芸人は専属契約でも、エージェント契約みたいなもんですよ。年が変わってもう闇営業は3回くらい行きました(苦笑)

 今回、淳は吉本との専属契約、亮はエージェント契約と契約の内容を分けたが、なぜなのか。

2人ともエージェント契約にしてしまうと、同契約を推奨していない吉本にカドが立ってしまう。彼らの目標は地上波のテレビ出演です。テレビに強いパイプを持つ吉本との関係はどうしても良好にしておく必要があるので、淳さんは専属契約を選んだのでしょう。事務所との関係を保ちながら、亮さんと吉本との距離はある程度あけてあげるという、いちばんいい形を選んだと思います」(前出・放送作家)

 亮より先に、エージェント契約を結んだのが極楽とんぼ加藤浩次(50)。騒動の渦中は吉本批判の急先鋒で、“加藤の乱”とも言われた。彼は亮の復帰についてどう思っているのか。1月中旬の早朝、自宅を出る加藤を直撃した。