「いろいろな方にご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。小さな子どもたちがおります。どうか、そっとしておいてください」

 2月18日に行われた『文化プログラム参加促進シンポジウム』に参加した。夫・東出昌大不倫が報じられて以来、初の公の場とあって、多くの報道陣が殺到。イベント終了後、冒頭のように異例の対応をしたが、左手の薬指にはこれまで光っていた結婚指輪はなかった。

台本チェンジや降板も、大きい不倫の代償

 最初の報道から1か月以上がたった今も、騒動の余波はおさまる気配がない。不倫相手の唐田えりかは出演していたドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)を1話で降板。出演予定だったドラマ『100文字アイデアをドラマにした!』(テレビ東京系)の5、6話は不貞をする本人役だったこともあり、放送中止が決定した。

 東出は桐谷健太とW主演する『ケイジとケンジ』(テレビ朝日系)の降板こそまぬがれたものの、現場は予想外の事態に大混乱。

「検事役ということもあり、もともと室内シーンが中心でしたが、報道後はマスコミややじ馬対策で東出さんの屋外ロケが完全になくなりました。ロケ場所の変更に伴い、脚本も手直しすることに。そのため撮影にも遅れが生じているんです」(制作会社関係者)

 13日に放送された第5話は、放送の数日前まで撮影が行われていたという。

「テレビ局の働き方改革もあり、昨今のドラマは余裕のあるスケジュールで撮影が行われています。しかし、騒動の影響でこんなにギリギリまで撮影を行うハメになり、スタッフも出演者も疲弊しているんです。それなのにいまだ本人からの謝罪もなく、共演者と距離をおき、ひとりで過ごす東出さんに、怒りを通り越してみんなあきれていますよ」(芸能プロ関係者)

 出演者の誕生日を祝うのはドラマの現場では恒例となっているが、2月1日の誕生日には所属事務所からお祝い辞退の申し出があったという。

3月上旬に予定しているドラマの打ち上げに関しても、辞退する方向だと聞いています。主演が打ち上げに参加しないなんて、異例中の異例ですよ」(テレビ朝日関係者)

 また、5月1日に公開が予定されている“代表作”でもある出演映画『コンフィデンスマンJP』の関係者も、対応に追われているようだ。

4月7日に予定されている完成披露試写会に、東出さんは出席する方向で話は進んでいます。しかし、スキャンダル慣れしていない所属事務所からはいまだ納得のいくような説明はなく、製作したフジテレビや共演者の所属事務所関係者たちもカリカリしています」(フジテレビ関係者)

 第1弾は約30億円の大ヒット。今秋には第3弾の撮影も予定されていたようだが、黄色信号が灯り始めている。

メインキャストなので続投予定でしたが、騒動を受け降板の案も出ているそうです」(同・フジテレビ関係者)

 2月20日発売の『週刊文春』で直撃を受けた際には、

「いま自分の過ちから、かけがえのない日々を失ったことを実感しています。仕事に関しては……すべてを失ったと思います」と懺悔した東出。ドラマのクランクアップ後にとの関係を含めた進展があるのでは? と噂されているが、少なくとも失った信頼と仕事を取り戻すのは、かなりの時間がかかりそうだ。