立憲民主党・蓮舫副代表の国会での発言が、炎上した。29日の参院予算委員会で新型コロナウイルス問題による貧困に触れ、中小事業者たち向けの持続化給付金の対象に大学生も入れるよう提言。その際、

「学校を辞めたら高卒になる! 就職はどうなる!」

 とまくしたてたのが「しれっと高卒を馬鹿にする蓮舫」として、ネット上で炎上することに。有名人からも「高卒でゴメンね」(ほんこん)「実質中卒の自分からしたら高卒もえぐいけどな」(ダルビッシュ有)という声が飛び出した。民主党政権時代の仕分け事業で自身が発した名言っぽくいえば「高卒じゃ駄目なんでしょうか」といったところだ。

 翌日には、自身のツイッターで、

高卒で頑張っておられる方々に心からお詫びします。(中略) 使う言葉が全く駄目です

 と、謝罪するハメとなった。

 ちなみに、そんな蓮舫本人は大卒。青学こと青山学院の幼稚園から小中高と進んで、大学の法学部を卒業した。が、そのまま政治家になったわけではない。忘れた人もいるだろうが、かつては芸能人でグラビアアイドルだった。

芸能人時代の蓮舫は

 世に出たきっかけは、大学在学中に選ばれたクラリオンガール。初代のアグネス・ラムを皮切りに烏丸せつこ宮崎ますみかとうれいこ大河内志保原千晶らを輩出したオーディションだ。なかでも、今となっては一番の出世頭が第14代・蓮舫(と書くと、相撲の横綱みたいだ)である。

 ただ、グラビアアイドルとしてはそのポジションは微妙だった。当時、ブームだった巨乳系ではなく、また、そのころから自己主張の激しいキャラだったため、男ウケは今ひとつ。アシスタントを務めた『スーパーJOCKEY』(日本テレビ系)では、司会のビートたけしにこういじられていたものだ。

クラリオンガール史上、最も写真集が売れなかったのはこの人です

 さらに、雑誌の「一度でいいからなぐりたい方々ベスト20」で1位になったり、替え歌芸人の金谷ヒデユキにCM(サッポロ黒ラベル)での高飛車ぶりを揶揄(やゆ)されたりもした。