緊急事態宣言がいよいよ関西でも解除されたが、このコロナ禍でSTAY HOME、自粛が求められてきた中、思わぬ「しくじり」を招いてしまったタレント・俳優が、複数登場した。

コロナに感染しても批判された石田純一

 まず大きなニュースとなったのが、ナインティナインの岡村隆史の失言だ。自身がパーソナリティをつとめるラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』の番組中、「コロナが終息したら面白いことがある」として、生活に困った女性、しかもその中にはカワイイ女性も風俗店に勤務するようになるという内容の発言をした。

「軽い笑いのつもりだったはずですが、これは完全にダメですよね。結果的に大炎上し、翌週に謝罪、相方の矢部浩之も番組に出演し、お説教ということになりました。志村けんさんや岡江久美子さんなど、芸能界でも亡くなられた方がいるわけですし、軽率以外の何ものでもありませんでした」

 と、ある芸能ジャーナリストは語る。

 謝罪後、同番組は岡村個人のものからナインティナインふたりのものに変更し、岡村のほかのレギュラー番組については、現時点で終了や降板とはなっていない。

 行動での軽率さで批判されたのは、自身がコロナに感染してしまった石田純一だろう。4月なかばにコロナウイルス感染が判明、入院することになった。その数日前に沖縄で経営する店舗の打ち合わせとして、東京では緊急事態宣言下だったにも関わらず沖縄に出向き、しかもそこでゴルフをしていたことが判明。前出のジャーナリストは言う。

「打ち合わせ程度ならリモートでできたのに、わざわざ沖縄まで出向き、ゴルフまで楽しんだというところに、多くの批判が集まりました。石田さんは、“不倫は文化”騒動のころから炎上や批判を浴びがちで、深く考えずに行動するイメージが定着したため、病状の心配より批判の声のほうが大きくなってしまった。感染は沖縄行きより前のゴルフの場だったと言われていますが、回復した今でも同情の声はなかなか聞こえてきませんね」