《当社は、手越祐也との間で専属契約終了について話し合い、本日をもって専属契約を合意解除することになりましたので、お知らせします》

 6月19日、『NEWS』のメンバー・手越祐也が、17年半所属したジャニーズ事務所から退社したことが事務所HPにて発表された。結成当時は9人だったグループも、ついに3人に……。

「4月末に女性数名と飲み会をしていたことや、その後も六本木のラウンジやバーで朝まで女性らと宴会していたことが報じられ、事務所は彼を無期限で芸能活動を休止させると発表。新型コロナウイルスに対する社会貢献活動『Smile Up! Project』のメンバーからもはずされました。彼はこれまでも、女性との飲み会で遊ぶ様子が報じられていて、たび重なるスキャンダルに事務所も頭を抱えていたといいます」(芸能レポーター)

「もっと自由に仕事がしたい」手越

 事務所の発表では“専属契約を合意解除”と、まるで円満退社したような表現だったが、実際は“ケンカ別れ”だったそう。

本来であれば来年の3月に退社予定だったんです。というのも、今年3月から6月にかけて開催予定だった『NEWS』のコンサートツアーに全力を尽くすことを、メンバーにも伝えていたからです。ただ、コロナの影響でツアーは中止に。そんな中、退社が内定していた手越クンに、緊急事態宣言中のスキャンダルが発覚し、事務所としても“彼はどうでもいい”と、サジを投げてしまったそう。

 彼としても、ケジメだったはずのツアーも中止になって、ファンには思いを伝えられず、事務所からは活動休止を告げられ、“このまま飼い殺しの状態なら辞めたほうがいい”と判断し、このタイミングでの退社になったと聞いています。そもそも、以前から“もっと自由に仕事がしたい”と周囲に漏らしていたようですしね」(芸能プロ関係者)

 手越が正式に退社し、気になるのは『NEWS』の今後。

「'16年、リーダーの小山慶一郎クンが発起人となった会議では、“さらに人が抜けることになったら、NEWSは解散だ”という取り決めになったそうです。しかし、今回の件で『NEWS』の解散は予定されていません。ただ“実質上の解散”と言えます。というのも、あくまでグループ名は残しながら、3人がそれぞれ個人活動をしていく形になる見込みだからです。小山クンは現在出演中のバラエティー番組、加藤シゲアキクンは小説家、増田貴久クンはバラエティー以外に俳優活動も順調で、各分野に注力していく方針なんです」(スポーツ紙記者)

 手越の退社と同日、小山と加藤と増田は、それぞれ次のようなコメントを発表。

《これまでのNEWSとしての形を守り切ることができませんでした。自分の力不足を悔いています》

《何より寂しい思いをされているファンの皆様には大変申し訳なく思っています》

《NEWSの形がまた変わってしまうことをお許しください》

 手越への言及はいっさいなく、ファンへの謝罪に終始したのは“手越との訣別”の意味が込められているという。