ドラマや映画に引っ張りだこの人気俳優・田中圭に、まさかの“不祥事”ニュースが飛び込んできた。

「何でも、田中さんが8月3日の早朝に、タクシーを利用して自宅に帰ろうとしたところ車内で寝てしまい、料金の支払いができずに運転手が警察に通報。そのまま警察署に保護されたというのです。彼は泥酔していて話もできない状態だったと言います」(スポーツ紙記者)

 この一報はNHKでも伝えられ、すっかり“醜聞”が広まってしまったというわけだ。しかも、コロナ禍で世間が自粛ムードにある中だけに、朝方まで飲み歩いていたというのもバツが悪い。

「その頃といえば、ドラマ『アンサング・シンデレラ』(フジテレビ系)の撮影が行われていて、一部では二日酔いで現場入りした田中さんに主演の石原さとみさんが“集中して!”と激怒した、とも報じられました。“常習犯”だったのかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)

 そう、田中といえば大の酒好きとして知られている。演劇関係者が明かす。

「正直、酒癖はいいとは言えませんね。勧められた酒は気持ちよく飲み干し、1度スイッチが入っちゃうともう止まりません。田中さんは顔を真っ赤にして、離れた席での会話にも遠くから割り込んできたり、とにかくしゃべり倒します。本人は楽しそうですが、正直うざくなることも(苦笑)。

 今や超売れっ子で多忙な身ですから、お酒を飲むことでストレスを解消しているのでは? お昼から飲む時もあるようですし、いつか何か起こしやしないかと周囲も心配していましたよ」

田中の“泥酔グセ”に絡む小栗旬

 今回はタクシー料金の不払いだけで済んだが、仮に運転手に暴力を振るったり、揉め事を起こしていれば俳優生命にも関わる。いっときのお酒で身を滅ぼした芸能人は多い。

「実は、田中の“泥酔グセ”は20代のときに染みついたようで、これは事務所の俳優仲間同士の“体質”でもあるそうです。同じ事務所には小栗旬綾野剛らがいますが、若い頃の彼らは、それはもう連日のように無茶な飲み方をしていたと言います。

 彼らを含む数人が集まると、酒豪の小栗を筆頭に演技論を交わしながら延々と飲み会が続く。すると結局、誰かがつぶれるまで、泥酔するまで帰れないものだから、途中からは互いにどんどん酒の注ぎあいになるそう。そして、いつも真っ先につぶされていたのが田中で、彼らのお開きの合図になっていたとも」(芸能プロ関係者)

 そんな若い頃の“小栗会”の飲み方を引きずってしまったのか、田中は泥酔してしまったのだろう。

「最近は大人しくなった小栗ですが、かつては酒がらみの“浮気”グセも疑われましたし、綾野も数年前に『フライデー』報道で路上での立ち小便疑惑を追及されました。この時も彼はふらつくほどに酔っていたということです。

 でも、独り身だった若い頃とは違い、今や超人気俳優で2児の父親でもある田中。笑い話ですめばいいですが、取り返しがつかない事態を招く前に、おせっかいながらお酒の付き合い方を考えた方がいいと思いますよ」(前出・芸能プロ関係者)

 飲んでも飲まれるな、それは本人もわかっているとは思うけども。