「どこからこんな写真が出てきたんだ!?」

 そんな声が聞こえてくる。

 雑誌を開いて目に飛び込んできたのは、モノクロではあるがピントがしっかり合った『嵐』の大野智と女性の写真。大野は両手で女性の肩を抱き、女性の左手薬指にはめられたエンゲージリングのような指輪もしっかりと確認できる。

『週刊文春』(11月12日号)は嵐分裂の原因とリーダー大野智に関する交際・破局を報じている。記事では分裂の原因は大野の恋愛であるとし、10歳年下のシングルマザーA子さんとの交際と破局までの経緯が詳細に書かれている。過去にいくつか交際報道は出ているが、はじめて出てくるA子さんの情報に、世間も驚きを隠せなかった。

 誌面には、ツーショット写真や彼女の子どもとも一緒に撮られたスリーショットの写真も掲載されている。特に目を引いたのはふたりが南国のビーチで戯れている写真──。

誰が写真を持ち込んだのか

 芸能人のベッド写真やキス写真が流出する場合、その多くは一緒にいた相手女性が撮影したものだ。しかし『文春』に掲載され9点にも及ぶそれは、どう見ても第三者が撮影したものとしか思えない。いったい誰が撮影したのか。

 その答えは記事中にある。

 前述したように記事には、ふたりの交際の過程がかなり詳細に書かれていて、この写真が撮られた状況が見えてくる。

《大野はまとまった休みが取れると決まってA子さんや彼女の家族、友人らを誘って釣りや旅行に出かけ、この島に通い詰めた》

 という。写真はこの時に撮られたものだろう。撮影した第三者はA子さんの家族か友人となるわけだが、ラブラブ写真を撮ることが許されるとしたら大野が全幅の信頼を寄せている人物に違いない。

 しかし大野と極めて近しいそんな人物が、週刊誌に写真を持ち込んだりするだろうか。たしかに撮影者本人が必ずしも写真を持ち込むとは限らない。何らかの手段でその写真を入手した者が持ちこんだ可能性もあるのだが、

週刊誌サイドは提供された写真の“出どころ”に関して厳しくチェックします。例外がないとは言えませんが写真は提供した本人が撮ったものか、撮影者がはっきりしていて、許諾が取れているものに限ります。そうじゃないと掲載された後に、撮影者が“自分が撮った写真が勝手に使われた”などと訴えてくる可能性もあるからです」(週刊誌記者)