「“今の世の中、商売をするなら芸能人に帽子をあげて身につけてもらい、SNSで流すのが一番”と言ってました」

 そう証言するのは、覚せい剤密輸で逮捕された容疑者夫妻の知人。

覚せい剤約8キロ・5億円相当を密輸

 1月22日、警視庁と東京税関は群馬県みどり市の自称自営業・星野健(けん・42)と、妻で会社役員・沙姫(さき・29)両容疑者を覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕したことを発表。

「1月10日にタイから国際郵便で成田空港に届いた段ボールにヘアワックス容器16個が入っていたが、上げ底になっていて、覚せい剤約8キロが隠されていました。

 約27万回分、末端価格にすると5億円相当もする大量の密輸で、前に住んでいたみどり市のマンションに送ろうとしました」(捜査関係者)

 前の住居に送って、どう受け取るつもりだったのだろうか……。マンションの関係者はこう説明する。

「星野夫妻は2部屋借りていて、3階の1LDK家賃4万円の部屋は去年の夏ごろ解約。3LDKで家賃8万円の4階の部屋は契約を続けていたようです。荷物の受け取り先として借りていたのかも」

容疑者夫妻が覚せい剤の届け先にしていたマンション。部屋の契約を続けていた

 沙姫容疑者はこのマンションで「ケン・ジャパン」というキャップなどを製造、販売するアパレル会社の社長を務め、健容疑者はそのデザイナーだった。

「3歳ぐらいの女の子と3人暮らし。昼間からフラフラと、何をやっているのかわからない不思議な夫婦でした。

 旦那は腕に入れ墨があって、チャラ男で、とてもカタギには見えない。高級外車を乗り回して、2年で3、4台も乗り換えていました」(別のマンション関係者)

 事務所解約後、一家はこのマンションから遠くない家賃14万円ほどの一軒家に引っ越していた。