「その後、浮気相手のツイッターを発見。相変わらず交際は続いていて彼とのツーショット写真が投稿されていた。何度も別れるようお願いしましたが、激高して逆に暴力をふるうようになりました。顔面をグーで殴られたことも」

破局後にも容疑者から殴られて…

 端から見るとすぐに別れるべき状況に感じるが、B子さんはできなかった。

「追い詰められて、彼に精神的に依存してしまった。ケンカした後は甘い声で“ごめんね”と謝ってくれるから嫌いになれず、別れを決断するのが怖かったんです」

 その後も、お互いの位置情報を把握できるアプリ「ゼンリー」を見ると容疑者がラブホテルに滞在していたり、ある日突然、

「俺は“処女厨”(処女でない女性に対して強い嫌悪感を抱く人のこと)だから」と言って、B子さんの過去の男性経験に否定的な態度を示した。

 ズルズルと交際期間は長引き、別れを決断したのが昨年の9月のこと。

「日帰りで日光へ旅行に行ったとき、別れを告げました」

 ところが容疑者の暴力は、破局後にも及んだ。

「別れた直後に蕎麦店で会ったのですが、そこで、彼との交際中から相談に乗ってくれていた男性と親密になったことを伝えました。すると彼は怒りだし、私の頭を強く殴りました」

井上容疑者に殴られたB子さんの傷跡。赤く腫れている

 B子さんの行動に口を出す権利はないはずだが、容疑者はB子さんを激しく責めた。

「頭が赤く腫れていたので、医者に診てもらったら全治1週間の診断書を渡された。警察に相談しようか悩みました」

 治療費の一部を負担してもらうだけでおさまった。

 暴力について容疑者は反省する素振りを見せたが、最後までB子さんの“不貞”については不快感を示した。

「彼が犯行に及んでいたのは、私と別れる直前のことでした。犯行当日も“会いたい”なんてLINEを送ってくれていたのに……」

 B子さんは憤りを隠せない。

 ネット上では見えてこない腐りきった「素顔」が、白日の下に晒された。