
楽天カードは年会費無料のクレジットカードで、基本還元率1%・楽天市場では3倍~15.5倍であり、お得な入会キャンペーンも魅力的です。
公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会の調査では、顧客満足度が12年連続第1位となっており、楽天以外での使い道も豊富な点が高く評価されています。
楽天カードは年会費無料で利用できるので、コスト0円でクレジットカードを利用できるのも素晴らしい点です。
今回は楽天カードのスペック、メリット・デメリットについて、注意点を網羅してわかりやすく解説します。
目次
1. 楽天カードとは
2. 楽天カードの7つのメリット
メリット1. 楽天市場でポイント3倍~15.5倍の高還元!
メリット2. ENEOS(エネオス)では還元率1.5%以上
メリット3. 楽天ペイ、auPAYでポイント二重取り!最大1.5%還元
メリット4. 通常ポイントの有効期限は実質無期限
メリット5. 役立つ補償が充実の海外旅行傷害保険
メリット6. ハワイラウンジなどの充実の海外旅行特典
メリット7. 豊富な種類のデザインカードを選択可能
3. 楽天カードは「楽天経済圏」の人や「初めての1枚」におすすめ
4. 楽天カード4つのデメリット
デメリット1. ETCの年会費は有料
デメリット2. 基本還元率は1%
デメリット3. ウエル活やポン活のような仕組みはなし
デメリット4. nanaco・WAONチャージのポイント付与は対象外
5. 年会費は無条件で無料!コスト0円で保有可能
6. 楽天カードのポイント交換先・お得な使い道はコレ
楽天ポイントカード加盟店で利用
楽天Edyや楽天ペイに使用可能
ポイントをカード利用金額に充当可能
ANAマイルに交換可能
楽天証券での投資に利用可能
7. 楽天カードを楽天銀行の紐付けると普通預金の金利が2倍
8. ヤフーカード・リクルートカードとの比較
9. 楽天カードのポイント高還元率のまとめ
楽天カードとは
楽天カードは、インターネットサービスや携帯電話で有名な楽天グループのクレジットカードです。年会費が無条件で無料の一般カードなので、万人にとって使いやすいカードです。
クレジットカード機能・楽天Edy機能・楽天ポイントカード機能の3つの機能が一体となっています。
三位一体型なので、お財布に入れるカードの枚数を減らしてシンプルかつスマートなキャッシュレス生活を送ることが可能です。
SPU(楽天スーパーポイントアッププログラム)によって、楽天市場での利用では、いつでもポイント還元率が3倍~15.5倍になる特典があり、楽天市場をよく利用している方に最適なカードです。

一般加盟店でも1%還元で、楽天ポイントは楽天ペイや楽天ポイントカード機能によって街中でも便利に使えるので、楽天市場はあまり使わない方にとっても便利なクレジットカードです。
楽天カードの7つのメリット
大人気のクレジットカードである楽天カードには豊富な利点が存在しています。その中で特に人気でカードが選ばれている理由になっているメリットを厳選すると7つ挙げられます。
・楽天市場でいつでも3倍~最高15.5倍
・基本還元率1%・一部店舗では1.5%以上
・楽天ペイとau PAYでポイント二重取り!1.5%還元
・ポイントの有効期限は実質的に無期限
・意外に充実の海外旅行傷害保険
・ハワイの楽天カードラウンジなど豊富な海外旅行特典
・豊富なデザインを選択可能!人気のお買いものパンダやディズニーも
メリット1. 楽天市場でポイント3倍~15.5倍の高還元!
楽天カードの最大のメリットが、楽天市場での利用でいつでもポイント3倍~15.5倍(還元率3%~15.5%)で楽天ポイントを貯められる点です。
楽天カードの通常還元率は1.0%となっており、カードショッピング100円(税込み)あたり1ポイントを得られます。
ポイントは月間の累計金額合計に対して付与されるので、切り捨てられるのは1か月あたりMAX99円と極小です。
楽天市場では楽天カードでの買い物でいつでもポイント+2倍が加算され、基本3倍からのスタート。さらに「楽天モバイル」や「楽天でんき」、「楽天証券」などのサービスに加入したり、利用したりすることで最高15.5倍となります(このように身の回りのサービスを楽天グループで固め、楽天カードの還元率を高めている人は「楽天経済圏」の住人と呼ばれています)。
また、楽天スーパーセールやお買い物マラソンでのポイント10倍キャンペーンなどは重複して適用されるので、場合によっては25倍以上の驚異的な高還元に昇華します。
楽天スーパーセールやお買い物マラソン以外にも楽天市場にはお得なポイントアップのセールが複数あり、これらの時期に買い物をすることでますます高還元でポイントを貯められます。
・毎月1日:「ワンダフルデー」で+2倍(計5倍)
・「毎月5と0のつく日」:楽天カードの利用で+2倍(計5倍)
・毎月18日の「いちばの日」:最大+3倍(楽天ダイヤモンド会員なら計6倍)
・スポーツチーム勝利ボーナス:楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナが勝利した翌日は最大+3倍(計6倍)
※ポイントアップにはキャンペーンにエントリーする必要があるなど、諸条件がある場合があります。
楽天市場をよく利用する方の場合、楽天カードは楽天ポイントをガンガン貯められるので、著しくお得なクレジットカードです。
楽天カードを保有し、電気、銀行、保険、携帯電話など身の回りのサービスを楽天グループで固め、楽天スーパーセールなどを積極的に利用する「楽天経済圏」の住人は増えており、最近話題の「ポイ活」の手法としても非常に優れています。
メリット2. ENEOS(エネオス)では還元率1.5%以上
楽天カードにはENEOSでポイントが1.5倍になる特典があり、ガソリンをお得に給油できるクレジットカードです。
ENEOSでいつでもポイントが1.5倍となります。Tカードとの併用はできません。

ENEOSが発行する「ENEOSカードS」の値引き率は1リットルあたり2円です。年会費有料カードだと更に割引がUPします。
ENEOSカードは会員価格が適用されて、ガソリンが割引価格となるので、ヘビーユーザーならばやはりENEOSカードが候補となります。
しかし、たまにしか使わないという場合は、楽天カードで決済するとお得なポイント還元を享受できます。
メリット3. 楽天ペイ、auPAYでポイント二重取り!最大1.5%還元
楽天カードは、楽天Edyのクレジットチャージで200円ごとに1ポイント(還元率0.5%)の楽天ポイントを貯められます。
楽天Edyの利用時に0.5%の還元率でポイントが貯まるので、チャージ・利用で合計1.0%となります。
楽天カードはApple Payにも登録でき、QUICPay加盟店で決済できます。また、VisaとMastercardは国際ブランドのタッチ決済(コンタクトレス決済)も利用でき、ポイント付与の対象です。
また、スマホ決済の楽天ペイへのチャージ&利用では合計1.5%還元(楽天カードからのチャージ時に楽天カードから0.5%還元、チャージ残高でのお支払い時に楽天ペイから1%還元)とパワフルです。
同じくスマホ決済のauPAYへのチャージ&利用でも1.5%還元となります(チャージ時に楽天カードから楽天ポイントが1.0%還元、利用時にPontaポイントが0.5%還元、ただしチャージ可能なのは国際ブランドがMasterの場合のみ)。
さらに楽天ペイではモバイルSuicaの発行に対応(Android版のみ)し、楽天カードでのチャージで0.5%のポイントを得られます。
メリット4. 通常ポイントの有効期限は実質無期限
楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2つがあります。通常ポイントの有効期限は、ポイントの獲得月から11か月後の月末です。
ただし、年1回でも楽天カードを利用してポイントを得れば、持っている通常ポイントの有効期限が11か月後の月末まで延長されますので、実質無期限で貯められます。ただし、期間限定ポイントは延長の対象外です。
SPUで追加付与されるポイントは全て期間限定ポイントですので注意しましょう。
クレジットカードのポイントが期限切れとなり、無駄になった経験のある方も多いのではないでしょうか。
別の大手カード会社の調査によると、ポイントに意識的な人でさえ3割も失効しているというデータがあります。
こうした情勢下において、楽天カードでは通常ポイントならたったの年1回カードを利用するだけで、有効期限を気にせずに貯めることが可能です。
メリット5. 役立つ補償が充実の海外旅行傷害保険

楽天カードは年会費無料のクレジットカードでは最高水準の海外旅行傷害保険が付帯しており、募集型企画旅行(つまりパッケージツアー)でのトラブルに限られますが、手厚い補償を受けられます。
補償項目 | 最高保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療 (1事故の限度額) |
200万円 |
疾病治療 (1疾病の限度額) |
200万円 |
携行品損害 (年間限度額、自己負担額3,000円) |
20万円 |
救援者費用 (年間限度額) |
200万円 |
賠償責任 (1事故の限度額、自己負担額なし) |
2,000万円 |
これらの補償を受けるには、利用付帯といいますが、日本を出国する前に当該のパッケージツアーの料金を楽天カードで支払っていることが条件です。
海外での病気・ケガに備えられる傷害・疾病治療保険は最高200万円となっていて良心的です。
傷害・疾病治療保険は最も利用頻度が高くて重要な補償であり、最高5000万円や1億円のクレジットカードでも、ここの金額が低いカードが多いです。
例えば年会費12,000円(税抜き)のアメックスグリーンは100万円、年会費50,000円(税抜き)のラグジュアリーカードは200万円となっています。
年会費無料のクレジットカードでは、傷害・疾病治療の補償金額は50万円〜100万円程度というカードが多くなっています。
楽天カードは年会費無料なのに、海外旅行の際に利用する可能性が高い傷害・疾病治療の補償金額が充実しているのが素晴らしい点です。
ただし、前述の通り海外旅行傷害保険の付帯条件は利用付帯なので、楽天カードで旅行代金を支払った場合のみ補償対象となります。
現金や航空会社のマイルで獲得した特典航空券で旅行に出かける際には、エポスカードなど自動付帯(旅行代金をカード決済せずとも補償が得られる)で海外旅行傷害保険がついてくるカードも利用するとお得です。
エポスカードも年会費無料で追加のコストはかからないので、楽天カードとエポスカードの2枚持ちもおすすめです。
メリット6. ハワイラウンジなどの充実の海外旅行特典
楽天カード会員はハワイのワイキキとアラモアナに設置された「楽天カードラウンジ」を無料で利用できます。

お買い物・観光の拠点としても便利な立地2ヶ所に設置されており、ニーズに応じて街中ラウンジを活用できます。ただ単に休憩するだけではなく、充実のサービスを利用可能です。
・フリードリンク
・無料のWi-Fi
・当日中の手荷物預かり
・雨の日の傘貸し出し
・ベビーカーの無料レンタル
ラウンジでは日本語のスタッフが対応しているので、海外旅行に不慣れな方の場合でも安心の日本語サポートを受けられます。
年会費無料のカードで、専用のラウンジサービスが付帯しているのは画期的といえます。
また、楽天カードはその他にも海外旅行で便利に使えるメリットが豊富です。
・海外レンタカーの割引
・手荷物宅配サービスの割引
・ポケットWiFiのレンタル料金割引
・防寒具一時預かりサービス
など
メリット7. 豊富な種類のデザインカードを選択可能
楽天カードは豊富な種類のデザインカードが発行されており、好みに応じてキャラクターデザインを選択できます。
・お買いものパンダ
・ミッキーマウス
・ミニーマウス
・楽天イーグルス
・バルセロナ
・YOSHIKI
・ヴィッセル神戸とイニエスタ

楽天カードは「楽天経済圏」の人や「初めての1枚」におすすめ
楽天カードのメリットを前提にすると、次のようなタイプの方におすすめすることができます。
・楽天ペイやau PAYで1.5%還元を受けたい方
・楽天市場や楽天のサービスをよく利用する方
・使い勝手の良い共通ポイントを貯めたい方
・コストを抑えて海外で使い勝手が良いクレジットカードを得たい方
楽天カードは楽天市場でいつでもポイント3倍~15.5倍となり、楽天ペイは1.5%還元とパワフルです。
楽天ブックス・楽天トラベル、楽天モバイル等の楽天関連サービスをよく利用する方には、SPU(楽天スーパーポイントアッププログラム)で楽天市場でのポイント還元率が高まる最適のクレジットカードとなっています。
カードの利用で貯められるポイントは人気の楽天ポイントとなっているので、使い勝手の良いポイントをガンガン貯められます。
基本還元率は1%でMastercardブランドの場合はau PAYチャージもポイント対象で1.5%還元となるので、楽天市場はあまり使わない方にとってもお得なクレジットカードです。
楽天カードでは充実の海外旅行傷害保険、ハワイの楽天カードラウンジ、トラベル関連の付帯特典も充実しており、年会費無料で海外旅行用としてフル活用できるクレジットカードです。
楽天カード4つのデメリット
楽天カードには利点が多い反面、欠点も存在しています。カードを使ってから「こんなはずではなかった」とならないように、事前に確認しておきましょう。
・ETCの年会費が有料
・基本還元率は1%
・ウエル活とポン活には利用不可
・nanaco・WAONチャージでポイント付与されない
ここでは、楽天カードを申し込みする前に知っておくべきデメリットの内容を解説します。
デメリット1. ETCの年会費は有料
楽天カードはETCカードの年会費が500円(税抜き)となっており、基本的な保有コストは有料となっています。
カード本体・ETCカードの両方が無料のクレジットカードもあるので、ETCカードを使う方にとってはデメリットです。
ただし、楽天ポイントクラブのランクがプラチナ以上になると、ETCカードの年会費が無料になります。
過去6か月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得していればプラチナになります。
月間ベースでは約334ポイントの利用でクリアできるので、日常のお買い物で楽天カードを利用していれば容易にクリアできます。
最近はキャッシュレス化の波に乗って、コンビニやドラッグストアはもちろん、スーパー・ファストフードなどでもクレジットカード対応の店舗が増えてきています。
デメリット2. 基本還元率は1%
楽天カードの還元率は1%と合格水準ですが、より一層の高還元カードも存在しています。
ライバルのリクルートカードは基本1.2%還元です。また、三井住友カード(NL)はセブンイレブン・ローソン・マクドナルドではタッチ決済で5%還元、セゾンパールアメックスはQUICPayが3%還元となっています。
クレジットカードは1枚しか持ってはいけないという決まりはないので、複数枚持ちを許容できる場合は、複数のカードを利用シーンに応じて使い分けるのも有力な選択肢です。
デメリット3. ウエル活やポン活のような仕組みはなし
ライバルのヤフーカードにはウエル活、リクルートカードやdカードにはポン活という仕組みがあり、1ポイントを1.5円以上で使える仕組みがあります。
ウエル活とは、ウエルシアでは毎月20日にTポイントを1.5倍で使える「ウエルシアお客様感謝デー」を利用したお買い物です。
ポン活とはPontaポイント・dポイントをローソンお試し引換券に利用して、1ポイント1.5円~3円程度でドリンク・お菓子などの商品に交換できる制度です。
楽天ポイントは1ポイント=1円として便利に使えますが、1ポイント1.5円で使う制度は用意されていません。
デメリット4. nanaco・WAONチャージのポイント付与は対象外
楽天カードは国際ブランドがJCBの場合のみ、nanacoへのチャージは可能ですが、楽天ポイントは付与されません。
また楽天カードは、WAONにチャージすることはできません。
nanaco・WAONは税金の支払いでトクをすることができる点で人気の電子マネーです。
nanacoチャージはセブンカード・プラス、WAONチャージはイオンカードセレクトで還元を受けられるので、おすすめとなっています。
確かに楽天カードには短所もありますが、それを補って余りある長所が豊富です。総合的には保有すると家計が助かるクレジットカードです。
年会費は無条件で無料!コスト0円で保有可能
楽天カードの年会費は無料であり、コスト0円でカードを保有できます。年1回の利用、○万円以上の利用といった条件はなく、何もせずに無料で維持できます。
家族カードも含めて年会費無料で利用できるので、夫婦でカードを利用する場合でもコストをかけずに利用することができます。
ベネフィットが豊富なクレジットカードなら年会費が有料でもやむを得ませんが、やはり年会費無料で利用できるのは使いやすくてダイナミックです。

なお、楽天カードは家族カードも年会費無料ですが、夫婦それぞれが本カードを発行するのがおすすめです。
家族カードは本カードと利用限度額が共有となるので、どちらかが使いすぎた場合、限度額を圧迫してしまうという問題があります。
また、楽天カードは入会キャンペーンが著しくお得なクレジットカードなので、夫婦それぞれが本カードを作成すると、大量のポイントを得られる入会キャンペーンを2回も利用でき、ダブルで入会ポイントを獲得できます。
楽天カードのポイント交換先・お得な使い道はコレ
楽天カードの利用で貯まる楽天ポイントは、1ポイント=1円として便利に利用でき、現金同様の利便性を誇っている共通ポイントです。以下で主な使い道を解説いたします。
楽天ポイントカード加盟店で利用
楽天カードは楽天ポイントカードと一体型なので、下記のような楽天ポイント加盟店でカードを提示することで、簡単にポイントを使えます。
・ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラ・生活彩家
・マクドナルド、ミスタードーナツ、くら寿司
・ツルハドラッググループ
・ビックカメラ
・伊藤忠エネクス
楽天のサービスはもちろんのこと、身近なファミリーマートやマクドナルドでもポイントを現金同様に利用可能です!
こちらは期間限定ポイントも使用可能で、うれしいことに通常ポイントより優先して充当してくれます。
楽天Edyや楽天ペイに使用可能
楽天ポイントは1ポイント=1円のレートで楽天Edyにチャージして使うことも可能です。
また、楽天ペイの支払いに充当でき、スマホ決済でスマートに支払えます。
まぎらわしいですが、楽天Edyは電子マネー、楽天ペイはQR/バーコード決済になります。楽天Edyは「前払い」のチャージ方式ですが、楽天ペイは登録しているクレジットカードの請求日にまとめて請求される「後払い」に加え、チャージによる「前払い」、ポイントによる「即時払い」があります。
注意したいのは、期間限定ポイントは楽天ペイの支払いに充当することは可能ですが、楽天Edyへのチャージに使うことはできないことです。通常ポイントならいずれも可能です。
ポイントをカード利用金額に充当可能
「楽天カード ポイントで支払いサービス」で、楽天ポイントを楽天カードの利用金額に充当することもできます。
カードショッピングの利用代金、分割・ボーナス払い手数料、リボ払い手数料など、幅広い用途に1ポイント=1円としてポイントで支払えます。
実質的なキャッシュバックと同義ですので、現金還元のクレジットカードとして楽天カードを活用することも可能です。
ただし、期間限定ポイントを充当することはできません。
ANAマイルに交換可能
楽天ポイントはANAマイルに2ポイント=1マイルで交換できるので、額面的な還元率は0.5%となっています。ただし、マイルの使い方として最もポピュラーでおトクとされている特典航空券への交換の場合、1マイル約3〜5円の価値とされているので、実質的な還元率はもっと高いといえるでしょう。
楽天ポイントは有効期限が実質的に無期限なので、必要なマイル数まで貯まってからポイントを移行することで、有効期限の心配をすることなくANAマイルを貯められます。また、ANAカードは年会費が有料なので、年会費0円でANAマイルを手軽に貯めたい方にも楽天カードは有用です。

ただし、楽天ポイントからANAマイルへの移行は、1回あたり 1,000ポイント(500マイル)、月間 20,000ポイント(10,000マイル相当)という上限があります。また、期間限定ポイントや、提携先(オリコポイントやJCB Oki Dokiポイントなど)から交換した通常ポイントはANAマイルには交換できないので注意しましょう。
楽天証券での投資に利用可能
楽天ポイントを利用して楽天証券で国内株式や投資信託を購入することが可能です。
また、楽天証券の口座がなくても投資信託をポイントで購入できる「ポイント運用 by 楽天PointClub」も利用できます。
100ポイントの小口でポイントでの運用が可能なので、リスクが怖い方もお気軽に資産運用を試すことが可能です。ただしいずれも期間限定ポイントを使用することはできません。
資産運用に関心はあるものの現金が目減りするのは怖い場合、楽天カードの利用で貯めたポイントで投資できるのはメリットです。
楽天カードを楽天銀行の紐付けると普通預金の金利が2倍
楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定し、カード利用金額の引き落としがあった場合、翌月の楽天銀行の普通預金の金利が2倍になる特典があります。
楽天銀行の普通預金の金利は通常0.02%なので0.04%となります。なんとメガバンクの金利である0.001%と比較すると、40倍の高金利となります。
空前の低金利の情勢では普通預金の金利が0.04%というのは侮れない高金利で利点の一つです。
また、楽天銀行にはハッピープログラムという仕組みがあり、会員ステージに応じてATM利用手数料無料、他行への振り込み手数料無料などの特典を得ることができます。
また、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行の口座に設定すると、SPUのポイントアップ対象となり、楽天市場でのポイント還元率が+1倍となる特典もあります。
したがって、楽天カードの引落口座を楽天銀行に設定すると、より一層お得になります。もちろん楽天銀行以外の金融機関口座も利用できます。
ヤフーカード・リクルートカードとの比較
楽天カードと同様に人気が高い年会費無料カードには、リクルートカードとヤフーカードがあります。主要な相違点の違いは下表のとおりです。
項目 | 楽天カード | ヤフーカード | リクルートカード |
---|---|---|---|
ポイント還元率 | 1.00% | 1.00% | 1.20% |
ネット通販の還元率 |
楽天市場 3.0% |
Yahoo!ショッピング 3.0% |
ポンパレモール 4.2% |
貯められるポイント | 楽天ポイント | Tポイント |
リクルートポイント に交換可能 |
交換できるマイル | ANAマイル | ANAマイル | JALマイル |
ショッピング保険 | × | 年100万円 | 年200万円 |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | × | 最高2,000万円 |
楽天カードはSPUでの楽天市場3倍~15.5倍特典、ヤフーカードはYahoo!ショッピングでのポイント3倍特典、リクルートカードは基本1.2%還元が魅力的です。
ただし、一般加盟店での通常還元率では、還元率1.2%のリクルートカードが頭ひとつ抜けており、有利なポイント還元を享受できます。
楽天カードは、ポイントでカード利用代金の充当が可能で、海外旅行傷害保険が付帯している点がヤフーカードより優れています。
それぞれ強みが異なっており、クレジットカードは複数枚持ちできるので、利用するシーンによってカードを使い分けるのもおすすめです。
楽天カードのポイント高還元率のまとめ
楽天カードは年会費無料のクレジットカードで、基本1%で便利な楽天ポイントが貯まるのが魅力的です。
SPUで楽天市場ではいつでもポイントが3倍~15.5倍になる特典があり、楽天経済圏でお得なベネフィットが満載となっています。
また、ENEOSと楽天ペイでは1.5%と高還元で、Mastercardブランドならau PAYチャージ&利用も合計1.5%還元です。
海外旅行傷害保険、海外旅行の特典も充実しており、楽天市場をあまり使わない方でもお得なハイ・クオリティー・カードです。
・年会費無料
・楽天市場でいつでも3倍~最高15.5倍
・基本還元率1%・一部店舗ではさらに還元率アップ
・楽天ペイでポイント二重取り!1.5%還元
・ポイントの有効期間は実質無期限
・ファミマ、マクドナルドなど有名チェーンで楽天ポイント支払いが可能
・楽天ポイントでのカード代金支払いが可能
・意外に充実の海外旅行傷害保険
・ハワイの楽天カードラウンジなど豊富な海外旅行特典
・豊富なデザインを選択可能!人気のお買いものパンダやディズニーも
楽天カードは何といっても年会費無料で利用できるので、はじめてのクレジットカードやサブカードとしても最適です。
入会キャンペーンも豪華絢爛となっており、5,000ポイント以上となっているので、まだお持ちでない方はこの機会にぜひお得に楽天カードをゲットしてはいかがでしょうか。