目元が小林アナとそっくりなお母さん。息子のことは信頼しているが、さすがに報道を知って連絡したという。

「記事が出た後、“俺、みんな敵に回しちゃっているから怖い”とこっちに戻ってきました。1週間か10日くらい、いましたね。報道直後は会社から“出社するな”と言われていたようで、しばらくここでプータローしてましたよ(笑)。男の子なので、今までも逐一連絡が来るようなこともなかったけれど、これから先のことは本人も考えているとは思いますよ」

俺みたいなグロいのは出さない

 ポジティブキャラだった小林アナも、さすがに落ち込んでいるらしい。

“俺みたいなヤツ、テレビで使ってくれるわけないよ”って、自分でハッキリと言っていましたよ。“俺よりもっと若くて、ちゃんとしたヤツをテレビに出すに決まっているし、俺みたいなグロいのはもう出さないよ”とも。今は迷っている最中でしょうね」

 “目標は安住アナ”という野望を抱いて、仕事にはまじめに向き合っていたという。

「アナウンサーの仕事は、本人にとって楽しいものだったようです。仕事を頑張って、実家に仕送りもしていたみたいですよ。成長したい思いが強く、必死に先輩方に追いつこうとしていました。アナウンスの技術以外に見た目にも気を配っていて、どんな髪型がテレビに出る立場としてふさわしいか悩んでいたことも。“アナウンサーとしてあるべき姿”を先輩たちから学ぼうと努力していましたね」(前出・TBS関係者)

 母親に仕送りについても聞いてみると、

「そういうときもありましたけど、今はないです。仕送りといっても、本人の留学などにかかった費用を返済してもらっていただけですよ」

 と、笑って話す。

 私生活のだらしなさで自ら招いた挫折。心を入れ替えてアナウンサーの道を極めるのか、それとも新たな野望を見いだすのか。まさに今、人生の選択を迫られている。