漆黒の闇に包まれた日曜日の午前3時ごろ。静岡県湖西市の浜名湖に面した貸別荘では、いっこうに眠ろうとしない複数の男女が一点を見つめていた。視線の先には……。

「52歳の男が18歳年下の女と全裸で抱き合ってリビングに立っていた。起きていた参加者はわいわい盛り上がり、笑い声が響いていた」

 と、家宅捜索の瞬間を捜査関係者は振り返る。

 貸別荘で「乱交パーティー」を主催したとして静岡県警は6月12日、千葉県習志野市の自称自衛官・田渕照明容疑者(54)と同船橋市の自称看護師・加藤砂恵子容疑者(51)を公然わいせつ幇助の疑いで逮捕した。

男女120人が昼間から“破廉恥”行為

 驚くべきはその規模。県内外から男女120人が参加し、11日午後から破廉恥な行為を繰り返していたとみられる。

 おもに田渕容疑者が参加者を集め、インターネットの掲示板などを経て参加人数が膨れ上がったようだ。

 同県警は、乱交会場で全裸で抱き合っていたとして東京都三鷹市の自称会社役員・亀井俊哉容疑者(52)と、同西東京市の自称専門学生・佐藤志津香容疑者(34)も公然わいせつの疑いで逮捕。取り調べに対し、佐藤容疑者は容疑を認め、亀井容疑者は「局部は衣服で隠していたから全裸ではない」などと否認している。

 パーティーは前日午後3時から始まった。

「40〜50代が中心で、20~60代まで見た目が派手な人や地味な人などさまざまなタイプがいた。基本的に男女ペアでしか参加できず、夫婦や不倫カップル、異性の友人など。主催者が認めた単独参加者もいたが、会場でペアリングするなどしていたようだ。高級車で会場に乗りつけるなど金銭的に余裕がありそうな男女が目立った半面、場違いなほどまじめそうな女性や“そういうパーティーとは知らずに連れてこられた”と話す女性もいた。乳飲み児を連れた参加者もいたから呆れる」

 と前出の捜査関係者。参加費はペアで1万円。会計担当の加藤容疑者が会場で受け付け、おおむね男性側が支払っていた。