乱交パーティーの現場となった浜名湖近くの貸別荘
【写真】120人乱交パーティーを仕切った自称看護師の51歳“美魔女”

「いわゆるスワッピング(※パートナーを交換した性行為)が主体。相手をとっかえひっかえしてもいいし、パートナーがほかの男に抱かれるのを見たい“寝取られ願望”や、他人に自分の性行為を見せたいなど性癖は人によって異なる。一周回って“やっぱり自分のパートナーがいい”と噛みしめるために参加した者もいる」(同・捜査関係者、以下同)

 まずはリビングで、何組かのペアが飲み会のように談笑し、意気投合すると、“このあとどうですか?”などと個室に誘い合っていたという。中高年が中心なのに、張り切ってコスプレをする参加者もちらほら。

40代50代女性がブルマー、セーラー服姿で…

「そういう年齢ではないのにブルマーをはいたり、セーラー服を着る女性がいた」

 会場の貸別荘を予約したのは今年に入って。本格的な集客もほぼ同時期からとみられ、表向きは別荘を貸し切った『令和4年浜名湖フェス』と銘打ち、バーベキューパーティーを装っていた。

「会場の張り紙には『浜名湖フェス』のあとに『全国大会』と付け加えるなど規模の大きさを示唆するふざけた記述もあった。『19時〜乱交タイム』などと細かいスケジュールも張り出され、日付が変わるまでに4、5回パートナーをかえた参加者もいる」

 主催者である両容疑者は“ペア”の体をとり、ゲストをもてなす側として随所に工夫を施していた。

「参加者に食事を提供しており、何時に何を出すという“お品書き”まで張り出していた。日帰り組と泊まり組がいたが、泊まったペアには朝食も出す予定だった。収支が成り立つようにしているが、金儲けが目的というより、趣味と実益を兼ねて旅行気分で盛り上げたい趣向だったのではないか」と捜査関係者。

 張り紙には浜名湖名産のウナギのイラストが描かれていたといい、心底楽しんでいる様子がうかがえる。

 摘発のきっかけは匿名の情報提供だった。現場の貸別荘を訪ねると、地元住民がほとんど近づかない入り組んだルートの奥にあった。湖上を走る初夏の風は爽やかで、鬱蒼とした林と湖に囲まれた2棟の貸別荘はプライベートなバカンスを楽しむのにうってつけだ。

 県警の家宅捜索は後方支援を含め170人態勢。泊まり組約70人が2棟の建物内に残っていたが、ほとんど就寝中だったという。