容疑者は新潟県の出身。170センチに満たない身長で、かなりふくよかな体形をしている。少なくとも講師になったころまでは妻帯者だったが、ここ数年で離婚をしているようだ。現在は同県流山市にある築7年の1LDK、家賃月7万5000円ほどの賃貸マンションに独り暮らしをしている。同マンションの住民のひとりは容疑者に見覚えがあって、

「ここのマンションは基本、単身者用なんですが、恋人と同居したりしている人が多いんですよ。でも、容疑者は女性といるところを見たことがなかったですね」

 容疑者は自宅マンションから徒歩圏内の塾で働いていた。冒頭の容疑者の知人によれば、

「1日に3~4コマの授業を担当していました。週に1、2日は休みですが、その日にも補習授業も行うこともあったようです」

信頼されていただけに生徒への影響も大きく…

 容疑者が熱心に仕事に取り組んでいただけに、その反動も大きく……。

「容疑者の逮捕で動揺している生徒もいるようです。塾はそのケアと、授業を穴埋めする手配に追われているようです」(同・知人)

 塾講師の立場でこの手の不祥事を起こせば、懲戒解雇は免れないだろう。

 前出の捜査関係者はこう話す。

「動機についても、これから取調べをしていくところです。離婚や仕事でのストレスなど、さまざまな要因が考えられますが、この種の犯罪は“趣味”という側面が大きいですからね……」

 パパ活をしていた被害者少女にも非があるだろうが、それを利用してみずからの欲望を満たそうとした容疑者の行為は決して許されるものではない。