年齢とともに来る「髪の衰え」これからは医療の力で解決ーー(クレアージュ東京で診察を受ける晴香さん)

 自営業の晴香さんは42歳。

 最近心にひっかかる悩みがあります。

 それは、「髪の老化」です。

 まず、毛量が全般的に減っており、ポニーテールなど1本にまとめる髪型にすると、前髪とトップの境目あたりに負担がかかるようになりました。また、夫にも「最近量が落ちたね」と指摘されました。

 髪がうねってまとまりが悪くなり、ツヤやコシも落ちた気がします。

 いつも指名している馴染みの美容師に「やっぱり(毛量が)減った?正直に言ってみて」と聞いてみると、

「確かに減っていますね。でも年齢を重ねると誰しもそうなりますよ」との答え。

悩む晴香さん(42歳)

 ウィッグなどの人工的なものには抵抗があります。加齢のためとはいえ、まだまだ自分の努力で改善できるならしたいもの。髪のコンディションは、毎日のテンションも左右するのでなおさら……。

 そこで晴香さんは、クレアージュ東京 エイジングケアクリニック(以下「クレアージュ東京」)の「美髪外来」で髪質の根本解決に取り組むことにしました。

美髪外来ってどんなもの? 治療内容、そして髪質改善のメカニズムは?

 晴香さんのように「髪」にも年齢は現れます。

 加齢とともに髪1本1本が細くなり、ハリ・ツヤ感が低下していきます。

 若い頃はあった髪のツヤによる「天使のリング」もなくなり、うねりも出てきてヘアセットも決まらないように……。

 クレアージュ東京の「美髪外来」では、そんな様々な頭髪の衰えに対し、髪質を根本改善する治療を受けることができます。

 年齢による髪の衰えとは、女性ホルモンの低下と全身の血流量が落ちることで頭皮に栄養が運ばれにくくなることが主な原因です。

美髪治療のメカニズム

 まず医師が頭皮の状態を診察し、頭皮の血流を促進する外用薬、健康な髪を育てるのに有効な栄養素を含むサプリメント、外部補修にすぐれたトリートメント、をセットで処方し、経過を観察し、量の調整なども行っていきます。

 個人で行う市販品によるセルフケアはどうしても外部の補修が中心となりますが、美髪治療なら経験豊富な医師による診察と経過観察をベースに毛根からの改善を行うことができます。

いざクレージュ東京へ! そしてどんなことをする?

クレアージュ東京を訪れた晴香さん

 有楽町のクレアージュ東京を訪れた晴香さん。

「銀座もほど近く、通院ついでのショッピングも楽しめそう。クリニックも清潔で温かみのある内装で気に入りました!」

 女性の頭髪治療の第一人者である浜中聡子院長に診察していただきました。

「晴香さんの頭皮はこの歳にしてはいい状態ですよ。ただ20代に比べると生え際に透け感が出てきたでしょう。ミノキシジルは導入として濃度の低い6%から処方しましょう」(浜中先生)

 まさに心に引っかかっていたことを言い当てられてしまった晴香さん。

 その他、髪に活力を取り戻すための生活指導などもテキパキとしてくださいます。

フランクな雰囲気で行われる浜中先生の診察

 先生からは、この3つが処方されました。

①ミノキシジル外用薬(6%)
②美髪サプリメント(ビタミンB1・パントテン酸カルシウム・ケラチンなどを配合)
③低分子ヒアルロン酸(お風呂で髪を洗う際、手持ちのトリートメントに混ぜる)

 ①は、血管拡張・血流改善作用のある外用薬。これにより髪を作る細胞に栄養を届け、太く健康的な髪を育てることに寄与します。

 ②は、髪の育成に必要な栄養成分をぎゅっとまとめたサプリメント。①で血流を改善しながら髪の基となる栄養を取ることでより効率的に健康な髪を育むことができます。

 ③は、すでに生えている髪の補修の役割になります。低分子のヒアルロン酸が髪の内部まで浸透することで1本1本の水分量があがり、しっとりまとまりやすい髪に導きます。

低分子ヒアルロン酸入りトリートメントを2週間使用した顕微鏡写真。キューティクルの荒れが整っている(写真提供:クレアージュ東京)

 また、その後も1か月おきに電話診療があり、体調の変化や外用薬塗布部分に荒れやかゆみなどが出ていないかの確認、薬の効果感を聞いて濃度の調整などをしてくださるそうです。

治療前と治療後の髪の一例(晴香さんとは別の方)、毛量も増え、ツヤが戻った(写真提供:クレアージュ東京)

サロンでの高濃度トリートメントで髪サラツヤに

浜中先生プロデュースの『高濃度トリートメント』を受ける晴香さん

 その後、晴香さんは同じビル地下にある『ヘアメディカルサロン』に移動し「高濃度トリートメント」を受けました。

 こちらのサロンは「髪を育む頭皮環境を整える」をテーマに浜中院長がプロデュースした頭皮環境改善プログラムを取り入れています。

 まずはシャンプーからですが、「とにかく気持ちいい!」(晴香さん)そう。でもそれだけじゃなくてしっかりと髪にいいことをしているんです。

 まず、弱アルカリ性シャンプーで髪のキューティクルをまず開く。そして開いたところにセラック、脂質、糖質、活性化ケラチンなど髪に良いものを補給していきます。それらをアイロンで定着させ、最後にブローして面を整え、キューティクルを閉じます。

 原理は難しいですが、「終わったあと、髪をかき上げたときの指通りの良さが全てを物語っています。勝負服じゃなくて、勝負髪!みたいな感じです。この良さは皆さんにぜひ知ってもらたいですね」(晴香さん)

晴香さんの高濃度トリートメント前後の比較。トリートメント後は「こんなサラツヤ感久しぶりです」(本人談)

 こちらのヘアメディカルサロンでは、クレアージュの美髪外来で治療を受けている方なら、毛髪診断+高濃度トリートメント+ブロー(ホームケアトリートメント50g付き)を通常料金7,000円のところ現在、5,500円(税込み、初回限定)で受けられるそうです。

医療の力で美髪を手に入れる!

晴香さんが処方されたのは、左より美髪サプリメント、ミノキシジル外用薬(6%)、低分子ヒアルロン酸

 さあ晴香さんは4か月の美髪治療の始まりです。

 クレアージュ東京によると、「4か月ほどで頭頂部のボリュームやツヤ感を感じられるようになる方が多いです。さらに継続して使用することで、髪全体にハリコシ・太さが戻り、若々しい印象になったとのお声を頂きます」とのこと。

 ただし4か月というのは治療効果を感じられる最短の期間で、続ければさらなる改善が期待できるそうです。

 年齢を重ねると女性ホルモンの低下と全身の血流量が落ちることで、頭皮に栄養が運ばれにくくなってしまうもの。

 しかし、医師が生理周期も含めたホルモンバランスを考慮しながら、きめ細やかに毛根から治療してくれるなら安心です。

 治療の費用は、月々19,800円(税込み)。美容室のトリートメントのような価格帯で、髪質の根本改善できると考えると意外とコスパはいいのかも。※別途、初診料5,500円(税込み)がかかります。

 最近髪がちょっと衰えた……、というあなた。クレアージュ東京の美髪外来でぜひ「勝負髪」を取り戻してみては。

 晴香さんの治療についてはこちらの記事で追いかけていく予定ですので、4か月後の変化もぜひお楽しみに!

自宅でミノキシジル外用薬を頭に塗る晴香さん。毎日髪をチェックするのが楽しみだそう