SMAP A (13)
 第46回から第51回まで『紅白歌合戦』で総合司会を務め、その後も紅白チームとしてラジオ中継などを支えた宮本隆治アナ。そんな彼に生放送ならではのトラブルを振り返ってもらった。

「初めて総合司会をした第46回では、オープニングコールを私がかける予定だったんです。ただSMAPが出てきた瞬間に、想像以上の歓声が上がって。指示が何も聞き取れずに、気が付いたときには7秒も遅れていて背筋が凍ったということがありました。これがきっかけで、翌年からイヤーモニターを装着するようになったんです」

 SMAPのメンバーである中居とも、ともに司会を担当したこともある。

「中居さんは多忙な普段の活動もあるなかで、あそこまでの分量の台本を自分のものにできるとは、なんてすごい人なんだと驚きましたね。嵐の櫻井くんからは、別の番組で共演した際にどのようにすべきか尋ねられましたが、“平常心を保つことが大事”ということを伝えました」