全13項目より複数回答
普段感じていること、あるいは口には出せないホンネ、はたまた口が裂けても言えない秘密。──匿名という条件のもとに、ぜんぶ白日の下にさらけ出します! 男女のセキララなアレコレを、いろんな角度からアナリティクス(分析)! 数字はウソをつきませんよ♪

「私、実は○○なんです…」。誤解されがちなポイントは?

 男性とコミュニケーションを取っているとき、「この人誤解しているな~」と感じること、結構ありません? 男と女は違うもの。男性のなかには、ステレオタイプに女性を見る人は少なくない印象ですよね。そこで男が誤解しがちな女の実際について、20~30代の女性200人にアンケート調査を試みました!(協力:アイリサーチ)

【男が誤解しがちな女子の生態TOP10】全13項目から複数回答

1位 楽しそうでも、実は楽しくない 25.0%
2位 実は性格が良くない 7.5%
3位 つまらなそうでも、実は楽しんでいる 7.0%
4位 実は性欲が強い 6.0%
5位 実は家事が得意ではない 4.5%
6位 実は化粧とスッピンの落差が激しい 3.5%
6位 実はセックスが嫌い 3.5%
6位 実は気を遣って見た目やセンスを相手に合わせている 3.5%
9位 実はかわいいものが好きではない 2.5%
10位 実は食事の好みが合わない場合が多い 2.0%

 1位は「実は楽しくない」で、心の内をそのまま態度に表すのはありえないだけに、これが上位に来るのは妥当と言っていいでしょう。その逆も上位で、「実は楽しんでいる」は3位に付けています。男性に同様のアンケートを採った場合も、似たような印象になるのではないでしょうか。

 そして2位に「実は性格がよくない」が来ていることは見逃せません。裏を返せば、「性格よく見せている」といっている人がそこそこいるということ。確かに内面にドロドロしたものを溜め込んでいる…なんて人も多いのでは? いかに上手に蓋をできるかが、女の腕の見せどころですよね。

 さてさて、「実は性欲が強い」が「実は家事が得意ではない」より多いというのも興味深い点。そもそも家事が不得意な人が少ないという見方もできますが、いずれにせよ“隠れスケベ”はそこそこいるようですね。

本当に「楽しい」のか、楽しそうに「見えている」のか「見せている」のか…正解は?

誤解の理由は「波風立てたくない」「勝手に見られる」…?

 では続いて、それぞれを選んだ理由を見ていきましょう。はたして誤解されてしまう原因は、どんなところにあるのでしょうか?

【1位 楽しそうでも、実はただ話を合わせている】
「誰とでも楽しそうに話すねと言われたがそう思われるようにしているだけだから」(30歳・福岡県)
「否定するのも面倒だから、合わせているだけ」(26歳・広島県)
「適当に話をあわせて盛り上げるのが得意なので、異性、同性関わらず勘違いはされてると思う」(27歳・千葉県)
「男の人の話は自慢話が多いので、楽しそうに聞いてたら喜ぶから」(35歳・富山県)
「普通、社交辞令とか、その場を上手くやり過ごすために、楽しそうに振る舞うのはごく一般的なこと。それなのに、男性が私に変ないじり方(セクハラや悪口系)をして、私が笑っていると、おいおい喜ぶなよ〜もっと言っちゃおうみたいな態度にはうんざりする。他の女にはモテるのかもしれないが、キモい、空気読めと思う」(29歳・神奈川県)

【2位 実は性格が良くない】
「計算で優しくしているのに、毎回いろんな人に優しいと言われるから」(32歳・東京都)
「めちゃくちゃ腹黒いから」(34歳・兵庫県)
「大人しいと思われているが、ただ喋らないだけ」(27歳・宮城県)
「二重人格」(33歳・福岡県)

【3位 つまらなそうでも、実は楽しんでいる】
「あまり大きなリアクションなどしないけれど、実は会社のメンバーで話していたり、ちょっと飲んでいたりして、思いのほか楽しいな、と感じていることが多いから」(30歳・神奈川県)
「話し方が平坦なためか、ぼーっとしてあまり話を聞いていないからかつまらないでしょ?や怒っているでしょ?と聞かれることが多いが、無言でもいられる空気感がすきだったりするため」(29歳・群馬県)
「ポーカーフェイスとよく言われるので、楽しんでいるのがわかりにくいから」(26歳・北海道)

【4位 実は性欲が強い】
「私は顔が童顔で幼く見えるので、あまり性欲がなさそうに思われることが多いです。ですが、普通の人よりはあるので、誤解されてるなぁと思います」(23歳・福岡県)
「性欲がないふうに見せてるから」(35歳・東京都)
「あまり自分から誘わないので、あまり性欲がないと思われていそうな気がする」(27歳・愛知県)

【5位 実は家事が得意ではない】
「見た目から家庭的だと勝手に思われることがあるから」(28歳・新潟県)
「特にお金の管理はしっかりしてるイメージらしいが真逆」(27歳・東京都)
「めんどくさがりやで家事が嫌い」(25歳・福岡県)

【6位 実は化粧とスッピンの落差が激しい】
「化粧を落とした顔は見せられないから」(38歳・福島県)
「普段スッピンを見せることがないので想像できないと思うから」(25歳・滋賀県)

【6位 実はセックスが嫌い】
「よく好きそうな顔をしていると言われるがそうではないので」(32歳・大阪府)
「ひとりでする方が楽だと思うから」(24歳・奈良県)
「セックスは苦手。気持ちいいとあまり感じない」(26歳・大阪府)

【6位 実は気を遣って見た目やセンスを相手に合わせている】
「自分好みではないなーという格好をするから」(26歳・新潟県)
「もっと若い格好をしたい」(39歳・三重県)

【9位 実はかわいいものが好きではない】
「女子が全員好きではないです」(26歳・大阪府)
「よくプレゼントしてくれるから飾ってあるだけ」(36歳・東京都)
「キャラクターものは、ほぼ持ってないので」(39歳・大阪府)

【10位 実は食事の好みが合わない場合が多い】
「男性に合わせてしまうことが多い」(39歳・鹿児島県)
「旦那と食の好みが合わないから」(36歳・神奈川県)
「嫌いなものが結構ある」(33歳・愛知県)

「相手に合わせているから」など、誤解を抱かれるのは女性側の気遣いが理由というケースが多いようです。とはいえ自分をよく見せようというより、「波風を立てたくないから」などイメージの軌道修正が面倒だという場合もチラホラ。あるいは、男性が勝手に幻想を抱いてしまうケースも多そうです。

 とはいえ、誤解をいちいち解くのも考えもの。都合よく解釈してくれる分には問題ないですから。それに、事実を目の当たりにしてドン引きされるより、よっぽどいいですもんね?

<文 / 雛菊あんじ>