竹原ピストル

<『NHK紅白歌合戦』の出場者がついに決定。今年は10組の初顔が出場することに。「誰これ?」なんて思っていたアナタ。こちらで年末を楽しむための予習をどうぞ!>

 ○周年の節目を迎えた複数のグループや個人が、今年初出場をつかんだ。

 最も“苦節”が長かったのは、今年デビュー30周年のロックバンド『エレファントカシマシ』。江角マキコと岸谷五朗が出演、'97年に放送されたドラマ『月の輝く夜だから』(フジテレビ系)の主題歌『今宵の月のように』が大ヒットし一躍、有名になった4人組バンドだ。

「ボーカルを務める宮本浩次さん(51)は、小学生のころ、『NHK東京放送児童合唱団』に所属し、『みんなのうた』でソロを任されるほどだったそうです。

 常に黒いジャケットに白いシャツ、細身の黒いパンツという服装ですが、こちらは木村拓哉さんがプライベートで愛用している『エヌハリウッド』というブランドのもので、見た目はオジサンですが、案外おしゃれさんです(笑)」(音楽誌ライター)

 ちなみにバンド名の“カシマシ”は、騒々しいという意味で、あの『かしまし娘』から取ってつけたという。

 続いては、デビュー20周年で初出場の三浦大知。もともとは沖縄発のダンスボーカルユニット『Folder』として活動していた三浦。当時のメンバーには、現在は女優として活躍する満島ひかりもいた。

「三浦さんは、“和製マイケル・ジャクソン”とも呼ばれ、マイケルの元マネージャーもそのパフォーマンスを称賛したといいます。ダンス留学していた時期もあり、その実力は折り紙つき。世界を股にかけるパフォーマーからも支持されています」(レコード会社関係者)

 周年組ラストは『Hey! Say! JUMP』で10周年。

メンバーはデビュー前からNHKに通っていて、薮宏太クン、八乙女光クン、中島裕翔クンの3人が約1年間NHKの『ザ少年倶楽部』に出演していました。デビュー曲の『Ultra Music Power』の振り付けはNHKのリハーサル室で覚えたそうですよ」(スポーツ紙記者)

 初出場組には丸刈りにヒゲ面の、お世辞にもイケメンにはほど遠いルックスの強面の男性が1人。

「竹原ピストルさんは、松本人志さんや笑福亭鶴瓶さんといった大御所芸人たちが大のお気に入りのシンガーです。

 もともと『野狐禅』というフォークデュオで'99年にデビューした竹原さんは、解散後、全国各地で年間300本ものライブをこなすという、“地方回り”生活を数年続けていました。

 松本さんはデュオ時代から“こういう歌が売れなあかん”と応援しており、監督した映画『さや侍』('11年公開)では、主題歌と重要な役どころに抜擢するなどバックアップしてきたんです」(映画雑誌ライター)

 このほか、代表曲『TT』で登場する“TTポーズ”が女子高生を中心に流行している、韓国のガールズグループ『TWICE』。堤真一や綾野剛などが出演するドコモのCM曲を担当する『SHISHAMO』などなど、今年を彩った注目株が多数出場。乞うご期待!