第5話ロケに使用された横浜市内の店舗と、なめらかな口どけが特長の『Nishiyamaプリン』

 12月7日に更新されたTBS系ドラマ『コウノドリ』の公式インスタグラムに、産科医・四宮春樹を演じる白衣姿の星野源が登場した。「食べるか?」とばかりに差し出していたのはジャムパン。

《しのりんにジャムパンもらったなう。で使っていいよ》

 とのコメントが添えられた投稿に、7万7000件(12月8日時点)を超える「いいね!」がつき、彼のファンがこぞってSNSで拡散するにぎわいぶりを見せている。

「“しのりん”こと四宮先生の好物として描かれているのがジャムパンです。一見、無表情で冷たそうな彼の時折、垣間見せるやさしさにファンは悶絶しています。“しのりんからもらった♪”と、ジャムパンを購入してしまう女性も多いとか」(テレビ誌編集者)

 ドラマで使用されているのは、『山崎製パン』が製造する昔ながらのジャムパン。都内のコンビニでは同社の『高級ジャムパン』が並ぶことが多く、なかなか見当たらない。郊外のスーパーでようやく“もらう”ことができた。

山崎製パンのジャムパン

「どちらかというと年齢層は高めの商品と思いますが、若い女性も購入している印象はあります」(スーパー店員)

 SNS上でも、《この間生まれて初めてジャムパン買った》《ジャムパン食べたよ 今日は2個ゲットできた》などと、相乗購買効果“ホシノミクス”を発動する、多くのファンの声が。

 『山崎製パン』広報部に反響を聞いてみると、

売り上げ自体に特に影響は出ておりません。放送前と比べましても変わらず、同じ状況といった感じです

 もともと品薄のためか、目立って受注がかかることはなかったということだろうか。

 この「ジャムパン食べるか?」の“元ネタ”とされるのが、第5話で四宮が、松岡茉優演じる下屋加江に「プリン食べるか?」と励ましたシーン。

 劇中で洋菓子店を営む西山夫婦が、病院スタッフに差し入れたのが『Nishiyamaプリン』だった。

ロケ地となった横浜市都筑区の『ル プレ・オ・ヴェールYAMAMURO』

 ロケは横浜市都筑区の『ル プレ・オ・ヴェールYAMAMURO』で行われ、実際に販売されている『Yamamuroプリン』が“小道具”として使用された。そして放送後、プリンを買い求める客が殺到したのだ。オーナーシェフの山室典政さんは、

オープンから10年になりますが、経験したことのない売れ方ですよ。地方発送もお願いされるのですが、生菓子なのでお断りさせていただいています。それでも放送から(販売数は)1000個以上になりますかね。“ドラマ見ました”というお客さまばかりです

 第2話で四宮が訪れたカフェも横浜市青葉区にあるため、合わせて訪れる“巡礼地”にもなっているようだ。ジャムパン同様に、ファンは“もらった”気持ちでプリンを味わうのかもしれない。

 同店では、12月22日の最終話放送日まで『Nishiyamaプリン』として販売するという。

 結局、四宮が食べることはなかったけれど、

(現場には)全部で70個から80個をお届けしました。スタッフの方からは“出演者からも好評でしたよ”とは聞きましたね」(山室さん)

 星野が今年8月に発表した新譜『プリン』のコンセプトは、“食べたいけど我慢している人”だという。

 撮影後は、恋焦がれたこのプリンを食べたに違いない!